47: ◆XtjOmDyc46[saga]
2011/02/19(土) 20:04:24.64 ID:qw7dATgRo
 くっそ、恥ずかしすぎて死にたい…… 
 トリップは今度こそ大丈夫なはず。>>45さん、さんくすです。 
  
 ってことで、気を取り直して投下行くよ! 
48: ◆XtjOmDyc46[saga sage]
2011/02/19(土) 20:05:58.92 ID:qw7dATgRo
  
 2 
  
  きっかけと言えばそれがきっかけだったのだろう。 
  
49: ◆XtjOmDyc46[saga sage]
2011/02/19(土) 20:06:47.35 ID:qw7dATgRo
  
 「え……あー、っと」 
  
  次いで、先程の女性を見る。 
  おにぎりコーナーで紅鮭を手に取り、『こういうのじゃないよなぁ……』とか呟いているあたり、鮭弁にかなりのこだわりがあったのだろうか。 
50: ◆XtjOmDyc46[saga sage]
2011/02/19(土) 20:07:30.11 ID:qw7dATgRo
  
 「なんで逃げたんだ、俺ぇぇぇぇっ!?」 
  
  何に動揺したのか、急に恥ずかしくなって逃げた上に、無意味にランニングなんぞ決めてしまった上条は、汗ばみながら肩で息をしていた。 
  なんとか呼吸を整えるものの、張りついてくるTシャツの不快感からは逃げられない。 
51: ◆XtjOmDyc46[saga sage]
2011/02/19(土) 20:08:05.36 ID:qw7dATgRo
  
  溜息一つ。 
  確かに道の真ん中でぼーっとしていた自分にも非はあると思うが、それ以前に人一人立っているだけで通れなくなるような道ではない。 
  むしろ、女子中学生さんのちょっとした団体様御一行でも十二分に歩けるほどの道幅が用意されている。 
  
52: ◆XtjOmDyc46[saga sage]
2011/02/19(土) 20:08:34.39 ID:qw7dATgRo
  
 「お嬢様、ねぇ……」 
  
  彼女は心底面白くなさそうに肩をすくめる。 
  
53: ◆XtjOmDyc46[saga sage]
2011/02/19(土) 20:09:40.92 ID:qw7dATgRo
  
 「大人数に囲まれたら、って?」 
  
  挑発的な笑みを浮かべる彼女は、その細い右手を自分の前に持ってくる。 
  バチィッ! と、聞き間違いではない高音が上条の耳にも届く。 
54: ◆XtjOmDyc46[saga sage]
2011/02/19(土) 20:10:14.78 ID:qw7dATgRo
  
 「ねぇ、アンタ………超電磁砲って、知ってる?」 
  
  ニヤリ、と。 
  彼女の口元が不気味に歪む。 
55: ◆XtjOmDyc46[saga sage]
2011/02/19(土) 20:10:47.35 ID:qw7dATgRo
  
 「これは―――」 
  
  上条が右手を動かす。 
  
56: ◆XtjOmDyc46[saga sage]
2011/02/19(土) 20:11:21.80 ID:qw7dATgRo
  
 「俺のはちょっと異色でさ」 
  
  
  『幻想殺し』 
57: ◆XtjOmDyc46[saga]
2011/02/19(土) 20:13:10.92 ID:qw7dATgRo
 ここまで。 
 実はスレ立てもトリップも初めてなんだ、と言い訳してみる。 
  
 遅筆でごめんね。また次回!! 
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