過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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2011/04/28(木) 09:10:35.54 ID:+nFCoQzZP
当然、それは地下の施設までも全てを溶かし、吹き飛ばす
ステイルが入ろうとしていた施設は、丁度中心部分が溶けて砕け、更に地下にまでぽっかりと大きな口が出来てしまった
穴が空いた施設の残りは、地下施設という支えの部分まで被害を受けた為に自重を支えきれず、両側からその奈落へと崩れ落ちていく
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2011/04/28(木) 09:11:03.07 ID:+nFCoQzZP
「コレ、すごくおいしいんだよ!! これももっと欲しいかも!!」
モスクワにある"殲滅白書"の施設の一室から、元気の良い声が上がった
その声の主は少女。余程空腹状態だったらしい
以下略
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2011/04/28(木) 09:11:30.17 ID:+nFCoQzZP
言いながら、ワシリーサは少し汚れた少女の服に触れる
(忘却、いや、これは原理的には"人払い"に近い術式? 意図的に疑念や疑問を持たせないようにスルーさせる働きね。幾重にもある防御術式の深層に、どうしてそんな物を仕込む必要があるというのかしら)
サーシャ「それです。第三の質問ですが、あなたはローマとロシアの迎合には反対だったのでは?」
以下略
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2011/04/28(木) 09:12:21.71 ID:+nFCoQzZP
「拠点の提供、感謝するぞ。ニコライ」
しっかりした作りのソファに深々と腰かけたフィアンマ
モスクワの主教座の一室で、彼は口軽く話す
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2011/04/28(木) 09:13:00.10 ID:+nFCoQzZP
フィアンマ「サーシャ・クロイツェフという魔術師がロシア成教にいるだろう? その娘と会わせてほしい」
総大主教「サーシャ?」
ニコライ「確か"殲滅白書"にその様な名前の娘が居た様な」
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2011/04/28(木) 09:13:38.40 ID:+nFCoQzZP
斃すべきは敵。敵とは何だ?
目の前にはたくさんの存在がある。先程までとは違い、大小様々で、表情までクッキリと現出している
決まっている。自分に向かってくるもの。守るべきものを襲うもの。自分が斃すように決められたもの
以下略
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2011/04/28(木) 09:14:14.57 ID:+nFCoQzZP
彼女の回りは既に、ジワジワと複数の強化型ローマ使役天使が取り囲んでいて、彼女へ大剣を、弓を、槍を、光を向ける
まず矢が彼女の体を捉え、爆発し、前のめりに飛ばされる
その先には剣を構えた別の天使が在り、投げられた白球の如く、彼女へ剣を振りかざす
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2011/04/28(木) 09:15:37.96 ID:+nFCoQzZP
「良いだろう。確かにここの壁面は厚いが、しかし、万能じゃない。特にこの円柱槽にダメージが入ると爆発したり、高温の中身が噴き出たりなんてことも有り得る。保証は出来ないが、それでも構わないというのなら、入ってもいいぞ」
ぐったりした初春を背負った麦野、左腕の無いフレンダ、やはり顔色の良くない絹旗と白井
そしてその主張は、「避難場所が無いから、遠目にもハッキリとがっしりしているこの建築物へ逃げてきた。中に避難したいのだが」と言うもの
以下略
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2011/04/28(木) 09:16:15.63 ID:+nFCoQzZP
絹旗「……でしょうね」
麦野「んで、どう進めばいい?」
初春「フレンダ、さん」
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2011/04/28(木) 09:17:03.19 ID:+nFCoQzZP
遂に、その時が来てしまう
一方通行が見ていた数値の大きさの問題だ
光の球となっていた佐天涙子最終個体であったもののエネルギー量が、今現在一方通行の扱えるもの以下にまで削られてしまったのである
以下略
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2011/04/28(木) 09:17:35.88 ID:+nFCoQzZP
確信は無いが、打ち止めだって生きている。絶望にもがき、暴れるしか無かった"前"とは違う
折れずに残ったそれが心の柱に添えられている彼は、残ったそれらを護る希望を見つけ出す
一方「まだまだ、いくらでも残ってンじゃねェかよ……ッ!!」
以下略
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