過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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797:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:28:53.69 ID:nb6vtV28P
「……動けるものは?」

テッラの樹が消え去った後にもロンドンの街は更なる破壊が進んでいた

原因は、女王の不在、最大主教の不在。つまり、圧倒的守護者の不在
以下略



798:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:29:24.66 ID:nb6vtV28P
そのように、彼が思っている中だ。部屋の扉が開いて、policeとデカデカと胸に書かれた男が入ってくる

「例の少女に来ていただきました」

団長「ご苦労。今から話は出来そうか?」
以下略



799:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:29:58.46 ID:nb6vtV28P

団長「しかし、君には危険予知に類するような能力は無かったハズだが」

「肯定します。ミサカの能力はオリジナルの劣化複製品である"欠陥電気"に過ぎません。電気を多少扱える程度のものであって、宗教的なものでは。彼らが神託と言っているのは、ミサカ達のミサカネットワークを介して伝わる"声"のことです」

以下略



800:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:30:49.89 ID:nb6vtV28P

だが、それが明確に自分へ害を与える存在であることが明確化したなら、そしてそれが我慢できる限界を超えたなら、人類全体云々以前に、個人と言う観点で見れば、神は敵とも受け取れる

「今破滅をもたらし将来の審判を下す神と、ミサカが聞き取ることの出来る"声"の主、どちらに従うべきなのか、ミサカには判断できませんが」

以下略



801:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:31:25.33 ID:nb6vtV28P
『いいか、最後にもう一度説明するぞ』

上条の耳のインカムから、最早聞きなれたと言える父親の声が聞こえる。この通信は、この行動に参加する全ての人間に対して送っているものだ

どちらかと言えば米軍と対峙するべき立場だと言うのに、気がつけば米軍を中心としている残存勢力の司令官ポジションとなっている、自らの父親
以下略



802:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:32:25.40 ID:nb6vtV28P
一方「まずは一段落か」

背後、というより殆ど傍らから声がした

上条「一方通行か。だけど、ここからだ」
以下略



803:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:33:53.78 ID:nb6vtV28P
一方通行が閃光のように突進し、東方の空に迫っていた比較的小型で天使のような翼を持った破壊者達を纏めて後退させた後

近づかせまいと固定型試験用高威力火器や大量の支援火器と、継ぎ接ぎだらけでところどころ中に搭乗している細い少女たちの体が見えている10機前後の駆動鎧が持つ未元物質弾電磁砲による弾幕が、東の空にいくつもの爆発を作り出す

しかしながら、それで全てが留まるわけでは無く
以下略



804:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:34:33.71 ID:nb6vtV28P

誰がどのタイミングで? 駆動鎧を弄れる者は限られる

相(疑問は他にもある。なぜ上条刀夜が私とこの娘達との情事を知っているかのような部隊編成を行ったのか。彼には私がAIであることは知られていないはず。電気能力が使えるこの子たちは分かりますが、彼にとって私はただの女でしかないのに)

以下略



805:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:36:01.99 ID:nb6vtV28P

相「そこまでではないですが、似たようなものですね。頼みます、10032号。これは、あなただけの頼みです」

『了解しました。ミサカに任せて下さい』

以下略



806:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:36:50.15 ID:nb6vtV28P
「おーい、それオープン回線なわけよー。って本人達に言ってあげたいわー、ねぇ、第三位?」

そーいう話はせめてプライベート回線でして欲しいところなんだけど、とか思いつつ、キャスターが付いてはいるがこの水浸し&ガタガタの地面では全く役に立ちそうにない1立方メートル程度の荷物を蹴飛ばすように運ぶよこを見ると

御坂美琴が顔を真っ赤にして押すような姿勢で固まってた
以下略



807:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:37:27.98 ID:nb6vtV28P

滝壺「ううん、きぬはた。これはきっと、第三位は分かっててやってる。一見恥ずかしそうな振りをして、暗に"私と彼はそう言う仲だから手出しするな"というメッセージを伝える為の、高等テク。恐ろしい子」

フレンダ「なんという計算深さ。これが第三位ってわけか」

以下略



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