過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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948:だがエネマは欠かさない……!![saga sage]
2011/11/06(日) 02:46:21.38 ID:dQEA5iJzP

フィアンマ「なら、俺様は貴様にやられる訳にはいかない」

コン、という音が鳴った。それは、何かが床に落ちた音

以下略



949:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:46:47.73 ID:dQEA5iJzP

杖が無くとも何らかの方法で何かの術式を展開させることも、この男には出来るだろうが、その隙などフィアンマは与えるつもりなど無かった

敵は未知数なのだから、塵も残さない程度に消し去るのが最小限に相応しい

以下略



950:そして仮鯖とは何なのか[saga sage]
2011/11/06(日) 02:47:27.89 ID:dQEA5iJzP
「"観測者"という立場を見出した理由も、やっぱりHAMADURAなんですか?」

自分と同じ姿をした女に、彼女は尋ねた

エイワス「未知なる高水準の技術と言う意味でHAMADURAを用いるなら、その認識で間違っていない」
以下略



951:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:48:00.40 ID:dQEA5iJzP

度を越して分からないものをとりあえずHAMADURAと呼んでいるだけ

それでは、"訳の分からないもの"という概念で事足りるではないか

以下略



952:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:48:33.06 ID:dQEA5iJzP

彼女は「はははっ」とゆっくり笑った

「ってことは、私達は随分と良いモルモット。つくづく実験台に縁が有るなぁ、私は」

以下略



953:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:49:10.60 ID:dQEA5iJzP
「馬鹿な。術式も無しに何故そんな力を行使できる」

どうあっても、目の前の存在は消えなかった

何らかの方法で避けるにしても守るにしても、そこには何らかの行動をしたことになるが
以下略



954:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:49:37.65 ID:dQEA5iJzP

振り返れば、奴が居る。手には二本目の杖を握っていて、ヒョイ、とフィアンマに投げつけた

重力以外、なんの力も加わっていないそれが、彼の頭に当って音を立てた

以下略



955:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:50:04.56 ID:dQEA5iJzP
二振りのカーテナを握る腕は、彼の疲労を物語るには十分だった

柄の部分にまでベッタリとした赤黒い色が肩からつたわっている

強い力と強い力がぶつかれば、当然強い反作用が生まれる
以下略



956:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:50:44.29 ID:dQEA5iJzP
シュパァッ、と緑色の細い光線が聖堂の壁を突き破って、アックアと騎士団長の間を通過した

驚くのは両者。しかし、驚きの具合が違う

騎士団長はこれまでにそんな事は無かったから。その正面のアックアはそれに加えて、あの聖堂の壁面を貫通したという驚きがある
以下略



957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:51:35.92 ID:dQEA5iJzP
「アックア!!」

これ見よがしにアレイスターから見せつけられた聖堂外部の映像の中で、二人の男が倒れ込むのが見える

そして二人とも起き上がる素振りを見せない
以下略



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