過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:30:10.97 ID:zxuPn9f5o

「……それで」

元春が上条の椅子の向きを90度変え、メイド服の中でも一番の自己主張をする部位を持つ少女、吹寄制理がずいと上条の前に仁王立ちする。
小さく縮こまる上条。吹寄の背後に立つ少年少女らがその迫力を更に引き立てている。
以下略



958:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:30:49.17 ID:zxuPn9f5o

「あ、あの!」

いきなり声を上げた美琴に、全員の視線が集中する。
耳まで真っ赤にしながら美琴が弁明をする。
以下略



959:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:31:32.36 ID:zxuPn9f5o

「ゆ、有罪って不当判決だー! 弁護士を呼べ―! 控訴してやる!」

「うるさい。被告人上条当麻には一切の反論および上告の権利は与えられていないわ。
 というわけで、野郎ども!」
以下略



960:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:32:24.07 ID:zxuPn9f5o

一人残された美琴の前に、他のテーブルから椅子を引っ張ってきた吹寄が座った。

「……えーっと、御坂美琴さん、よね?」

以下略



961:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:34:38.99 ID:zxuPn9f5o

「どうしてって、あの男はバカでズボラで怠惰で愚鈍でスケベでマヌケでいつも不幸だ不幸だと口にしてばかりでそこから抜けだす努力もしない、
 ついでに人の裸を見ようが謝罪の一言も出せないようなだらしのないダメ男だからよ」

吹寄の言葉にうんうんとうなずく女子たち。
以下略



962:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:36:08.78 ID:zxuPn9f5o

「……おや、上条当麻はどこに行ったんだー?」

紅茶とお茶受けの手製スコーンを盆に乗せ運んできた舞夏が、不思議そうにキョロキョロを当たりを見回す。

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963:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:37:01.46 ID:zxuPn9f5o

化粧を施された屈辱そうな表情の上に乗っかった、可愛らしいホワイトブリム。
クラシックな黒いエプロンドレスに、清潔そうな白い手袋。
極めつけは、ややフリル過多なミニスカート。
ご丁寧にガーターベルトまで装着されている。
以下略



964:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:37:46.91 ID:zxuPn9f5o

「……くそぅ、酷い目に遭った」

夕日が射す帰り道、やさぐれ気味に呟く上条。
その目は虚ろで、頬はこけ、まるでこの世の地獄を見てきたかのようである。
以下略



965:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:39:08.34 ID:zxuPn9f5o

「……ねぇ」

「なんだ?」

以下略



966:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:40:13.90 ID:zxuPn9f5o

「おや、お帰りなさい、とミサカ10032号はあいさつします」

病院の正面玄関をくぐった上条と美琴を迎えたのは、パイプ椅子や毛布などを大量に抱えた御坂妹たち。

以下略



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