過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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967:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:41:16.50 ID:zxuPn9f5o

「これはミサカたちが冥土帰しに面倒みて貰ってる分の恩返しでもあるからね。
 ……しっかし、石油ストーブとはずいぶんとまたレトロな」

「停電の時とかだと、電気ストーブは使い物にならないでしょうが」
以下略



968:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:41:55.79 ID:zxuPn9f5o

「……寝てる」

上条の病室に荷物を置き、売店でお菓子と飲み物でも買ってくると病室を出たのがつい10分前。
戻って来てみれば上条はベッドに横になり、寝息を立てていた。
以下略



969:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:42:56.29 ID:zxuPn9f5o

「……ぶぇっくしょん!!」

「あんた、口くらい抑えなさいよね」

以下略



970:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:43:49.20 ID:zxuPn9f5o

「それにしても、本当に寒いわね」

袖を引きよせ、手をすり合わせる。
手袋を忘れてしまったのが痛い。
以下略



971:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:44:59.38 ID:zxuPn9f5o



菊、牡丹、トケイ草、未来花。

以下略



972:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:46:15.42 ID:zxuPn9f5o

その光に照らされながら、美琴はちらりと上条の横顔を見た。
花火の爆音に掻き消され気配など微塵も分からないだろうに、何故か上条と目が合い、ふっと微笑まれる。
上条は何やら携帯電話を操作し、そして画面を美琴に見せた。

以下略



973:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:47:00.43 ID:zxuPn9f5o

「……本当に、送って行かなくていいのか?」

「何言ってんのよ。私は天下無双のレベル5、あんたは体力の衰えた入院患者。
 あんたのお仕事は私を送ることじゃなくて、さっさと寝て回復することでしょうが」
以下略



974:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:48:15.11 ID:zxuPn9f5o

常盤台中学は校舎も寮も基本的に華美な装飾物の持ち込みは禁止だ。
その為、美琴は上条にもらったネックレスを丁寧にハンカチで包み、学生カバンの底に押し込んで帰寮した。
部屋に戻ってカバンの底からネックレスを取り出しにまにまと眺めていると、白井が帰宅した。

以下略



975:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:49:05.34 ID:zxuPn9f5o

白井はしばらく何かをこらえるような表情をしていたが、やがて肩から力を抜き、

「……寮監さまに見つかって、没収されないようになさってくださいまし」

以下略



976:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:49:49.60 ID:zxuPn9f5o





以下略



977: ◆nW2JZrx2Lo[saga]
2011/06/22(水) 01:56:18.11 ID:zxuPn9f5o
今日はここまでです
このスレでの投稿は今回で終わり、次回投稿時は新しいスレを立てます
その時はこのトリップを目印にしてください

肝心要の次回ですが、ちょっとその先の話と絡んでくる関係で慎重に書きたいので、「出来しだい」ということで投稿したいと思います
以下略



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