過去ログ - 紬「タックマン?」
1- 20
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/22(火) 05:28:51.75 ID:A0O8EXjso
和「変異種というものは、言ってしまえば人間が別の生物に進化するその途中の段階よ。人間という種は最初から変異種の『因子』を持っていて、その因子がこの時代になって一気に人間の変化を促進したというわけ。だから変異種というものは人間以外の何者ではなく、むしろ時代が生み出した、人間のもう一つの姿ということもできる」

紬「もう一つの、姿……?」

和「ええ、この時代――人は社会に埋没し、意思を失った時代。数多くの社会問題に突き当たり、無限の発展を夢見ていた人間達もついに気付いたのよ、人間の限界にね。宇宙を知り、人が万能ではないことを知り。そして、自らの心にすら押しつぶされる、そんな弱い存在であることを自覚した。だから変わろうとした。もっと別の、もっと強い存在に。自らを取り巻く世界を変えられる力をもった存在に」
以下略



93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/22(火) 05:29:19.66 ID:A0O8EXjso
日本 桜が丘 平沢家


唯「律っちゃん、ムギちゃん……」

以下略



94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/22(火) 05:29:46.85 ID:A0O8EXjso
日本 琴吹邸


斉藤「お嬢様、お体の調子はいかがでしょうか」

以下略



95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/22(火) 05:30:14.67 ID:A0O8EXjso
日本 琴吹邸 書斎


扉を開けた先は、埃の舞う薄暗い部屋だった。斉藤もメイド達も一度も入ったことが無いらしい。

以下略



96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/22(火) 05:31:04.75 ID:A0O8EXjso
紬「お父様……!」

涙が、とまらない。初めてだった。完璧だと思っていた父の苦悩を知ったのは。
同じだったんだ。紬と同じ、悩み、苦しみ、人の心を傷つけ……。
父も、弱い人間だった。その弱さを、ずっと隠し続けただけだったんだ。
以下略



97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage]
2011/03/22(火) 05:31:32.96 ID:A0O8EXjso
日本 桜が丘 繁華街


憂「あ、澪さん」

以下略



98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/22(火) 05:32:09.79 ID:A0O8EXjso
日本 琴吹邸


紬「……」

以下略



99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/22(火) 05:32:37.26 ID:A0O8EXjso
日本 桜が丘 琴吹ビル前


刑事「警部、突入部隊は」

以下略



100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/22(火) 05:33:06.29 ID:A0O8EXjso
日本 桜が丘 琴吹ビル内部


ビルの内部にT-ポッドで侵入に成功するや否や、タックマンを銃撃の嵐が襲う。
防御形態に入ったT−ポッドはそのまま武装した変異種達に突撃した。変異種たちが吹っ飛ぶ。
以下略



101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/22(火) 05:34:00.23 ID:A0O8EXjso
日本 桜が丘 琴吹ビル前


憂「澪さん、準備は良いですか。ここからあの大穴の向こう、琴吹ビルの内部まで移動します。確認しておきますが、私の移動は壁が途中にあったらできませんし、上や下に飛ぶこともできません。あくまで普通に無理なくいける場所に一瞬で移動するだけです」

以下略



236Res/350.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice