過去ログ - フィアンマ「これがあの男が命を懸けて救った世界、か」
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2011/06/06(月) 02:23:00.38 ID:E48WuV4go
(全く、そもそも今の状態で聖人なんぞに勝てるのかも分からんというのに)
フィアンマの右腕は彼の力の、『聖なる右』の象徴だ。
故にそれを切断された今は、神の右席としての力は殆ど発揮できない。
以下略
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2011/06/06(月) 02:24:12.69 ID:E48WuV4go
「……」
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2011/06/06(月) 02:24:59.02 ID:E48WuV4go
「――こいつの安全を確保した後ならば、最悪お前に身柄を預けても構わん」
「……何かっこつけてるんですの? そんなこと頼んでませんわ」
以下略
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2011/06/06(月) 02:26:32.15 ID:E48WuV4go
「"salvare000"」
聖人は『名乗った』。魔法名、己の魂に焼印した、力を手にした理由を。
その事実にフィアンマが身をこわばらせ、再び左手を動かして何かしらの術式を発動するよりも早く。
以下略
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2011/06/06(月) 02:27:27.07 ID:E48WuV4go
「……恩に着る」
以下略
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2011/06/06(月) 02:28:35.31 ID:E48WuV4go
「それとも私を巻き込む可能性を危惧しているのですか? どっちにしろ、余計なお世話ですのよ」
一切譲る姿勢を見せない少女に、フィアンマは重ねて嘆息する。
何か最近溜め息が増えたな、などと考え、その事実にまた一つ溜め息をつく。
以下略
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2011/06/06(月) 02:29:19.37 ID:E48WuV4go
その程度の愚かしさでもないがな、とフィアンマは嗤う。
嘲るのは過去の何も知らなかった自分か、今の無力な自分か。
「極端な話、この場で首を刎ねられても文句は言えん。それほどのことをやってきた」
以下略
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2011/06/06(月) 02:31:01.24 ID:E48WuV4go
「……、暴力は嫌いなんじゃなかったのか」
「呑み込む為に力を振るうから暴力なのです。私は抗う為に力を振るいます。誰かを貫く為ではなく、自らを貫く為に」
以下略
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2011/06/06(月) 02:32:00.01 ID:E48WuV4go
「……銃を下ろせ」
「嫌ですわ」
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2011/06/06(月) 02:33:47.06 ID:E48WuV4go
「生憎とまだそれには足りないようだ。だから、抗わせてもらうぞ」
奪うためではなく。
奪わせない為に、フィアンマは左手を構える。
以下略
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2011/06/06(月) 02:34:46.09 ID:E48WuV4go
「……いくぞ」
光を纏う左手をゆっくりと引く。
聖人が黒鞘をゆるく動かすのと同時、横薙ぎに左手を振るった。
以下略
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