853:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:37:27.18 ID:fHfiBKAF0
男「元々答えは決まっていた。だけど、普通の義勇兵だと目的が達成できないからね」
盗賊「てめぇとならそれが達成できる可能性が高い」
盗賊「知ってるぜ、勇者。魔王討伐隊は遊撃隊として動くんだろ」
854:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:38:01.80 ID:fHfiBKAF0
魔法師「あはは、なんだか私だけおいてけぼりだね」
魔法師「最後に会った時は、お互いまだ他人行儀だったのに」
男「色々あったからな」
855:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:38:36.49 ID:fHfiBKAF0
剣士「……」スタスタ
勇者「静かに。……いた。間違いなく剣士だ」
魔法師「狂人って子、話には聞いてたけど見てみたいなー」
856:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:39:11.49 ID:fHfiBKAF0
勇者「……」コソコソ
魔法師「……」コソコソ
男「……」ゴソゴソ
盗賊「お、いたいた。ここか」
857:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:39:41.65 ID:fHfiBKAF0
――裏路地の酒場
勇者「へぇ、結構……いや、相当美味いじゃないか」ゴクゴク
盗賊「だろ? ここのミルクセーキは絶品だろ」
858:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:40:07.72 ID:fHfiBKAF0
勇者「だが、悪いものは悪い。歯止めがあるのもアリだと思うけど」
勇者「でもやはり、犯罪そのものがないことが一番だ」
魔法師「まーね。そうすれば私達も楽できるのに」
859:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:40:33.51 ID:fHfiBKAF0
勇者「……き」
剣士「……」
勇者「奇遇じゃないか。剣士こそこんなところで何をしてるんだ?」
860:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:41:04.82 ID:fHfiBKAF0
魔法師「剣士はそういう人と付き合いないと思ってたけど」
剣士「魔法師もいたのか。そのフード、まだ見慣れないな」
魔法師「随分使い古しちゃったしね」
861:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:41:33.12 ID:fHfiBKAF0
剣士「では、私はこいつを送っていくので」
勇者「ああ。あまり危ないことはするんじゃないぞ」
剣士「兵士の時点でそれは厳しいな」
862:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:42:08.17 ID:fHfiBKAF0
(数日後)
――侯爵家屋敷
勇者「それでは行って参ります、父上、母上」
863:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:42:40.56 ID:fHfiBKAF0
――女兵寮
剣士「よし、準備はこのくらいか」ドサッ
剣士「思ったよりもはやくまとまったな」
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