928:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:37:16.42 ID:Y4SPWTf2o
公爵「私は人命を尊重するが、
人間に、人間としての価値を認めず、
兵器や生産力として使い捨てる人間は多い」
少女「……」
929:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:37:54.59 ID:Y4SPWTf2o
男「受け止めろと言っただろう」
少女「だからって投げなくても!」
男「うるさいヤツだ……」
930:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:38:43.32 ID:Y4SPWTf2o
双子妹「今回渡したその封筒の中には、
古代ローマの失われた”蒸気機関”という技術を、
復元した物であります。
正確には、より利用しやすいように、
自分が手を加えた改良品であります。
931:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:39:25.28 ID:Y4SPWTf2o
公爵「…………そうか。
わかった。信用しよう。
信用に信用を返すのは、人としての勤めだ」
男「感謝する」
932:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:39:53.21 ID:Y4SPWTf2o
公爵「それをより少ない犠牲で叶えようと策し、
結果としてこの島の制圧が、
手段の一つとして選ばれたわけだな」
男「騎士団とこの島で相討たせ、
933:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:40:22.11 ID:Y4SPWTf2o
少女「あー、なるほど」
双子妹「それでも渋い顔をされてるという事は、
食料だけが問題ではないと言う事でありますか?」
934:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:41:11.71 ID:Y4SPWTf2o
双子姉「図形にはパラドックスという、
正しい『ように』見える状態が存在するであります。
詳しくは説明しないでありますが、
ほんのちょっとなら、
面積を水増し出来るのであります」
935:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:41:37.78 ID:Y4SPWTf2o
双子姉「……これを見ると、
本島の三分の一くらいの大きさの島でありますか。
開発はされていないみたいですが、
どうしてでありますか?」
936:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:42:04.65 ID:Y4SPWTf2o
公爵「なにかね?」
双子妹「この島の定住者の内、
帝国の人は何割くらいいるでありますか?」
937:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:42:30.62 ID:Y4SPWTf2o
少女「しばらく一緒に旅した私の故郷だけど、
白髪さんの時はギリギリまで来なかったし。
いや、結局来てたけどさ」
男「それは、そのだな……」
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