1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga !red_res]
2011/05/19(木) 02:09:04.38 ID:94ORHbbso
◆CAUTION◆
この物語には残酷な描写、グロテスクな描写、性的な描写が含まれています。
『とある魔術の禁書目録』15巻まで、ならびに19巻、SS1・2巻、
『とある科学の超電磁砲』5巻までを読んだ上での閲覧をお勧めします。
さらにスレッド進行時に発表されているシリーズ全ての既刊内容に触れられている恐れがあります。
その上で、独自解釈、独自設定、原作と明確な矛盾がある事をご了承ください。
なお、原作22巻以降の内容に関しては考慮されません。
また閲覧する際は、アスキーアート系の表記を含むため、専用ブラウザ「Jane Style」の使用を強くお勧めします。
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/19(木) 02:12:24.83 ID:94ORHbbso
――「時よ止まれ。汝はかくも美しい」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga !red_res]
2011/05/19(木) 02:13:30.93 ID:94ORHbbso
グランギニョール
――と あ る 世 界 の 残 酷 歌 劇――
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/19(木) 02:14:12.37 ID:94ORHbbso
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/19(木) 02:16:00.10 ID:94ORHbbso
――――――――――――――――――――
幕前
(或いは幕前2、終章への序曲、そして)
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/19(木) 02:20:49.49 ID:94ORHbbso
大変長らくお待たせ致しました。
第三夜の開演まで暫く御時間が御座います。
何方様もゆるりと御歓談の上御寛ぎ下さい。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/19(木) 03:41:53.96 ID:VbNh+m+k0
おおー今回はスレタイで予測ついたよ
新スレ乙乙
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/19(木) 09:50:36.67 ID:ODLa7yGio
乙
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/05/22(日) 08:01:45.23 ID:n2H8qowa0
質問ですが、反転って携帯じゃ見れない?
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/22(日) 10:37:06.75 ID:Ddyp9TESO
>>9
テキストコピーや、最近の携帯だと範囲指定機能でいけるよ
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/05/22(日) 13:47:36.98 ID:OcEM1VTs0
>>10
見れました!!
ありがとうございます。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/22(日) 19:23:04.14 ID:LrbQxZtRo
お待たせいたしました
それでは第三夜、開演です
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/22(日) 19:34:55.96 ID:LrbQxZtRo
――――――――――――――――――――
重い眠りから覚め目を開くと、頭上には見慣れない天井があった。
「………………」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/22(日) 19:53:06.07 ID:f+Vp37T30
見慣れない天井か
禁書で天井というとアイツが浮かんでしまうのはどうすればいいんだろうな
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/22(日) 19:57:33.49 ID:LrbQxZtRo
「目、覚めた?」
視界の外、横たわるベッドの脇から掛けられた声に御坂は首だけを緩慢に動かし視線を向ける。
金髪の少女がそこにはいた。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/22(日) 20:09:54.04 ID:LrbQxZtRo
「でも……、……」
言葉を紡ぎかけて御坂は口篭る。
でも、の後に続く言葉。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/05/22(日) 20:42:03.31 ID:LrbQxZtRo
何かがおかしい。
けれど何がおかしいのかが分からない。
どれだけ思い出そうとしても――[禁則事項です]に関する事だけが思い出せない。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/05/22(日) 21:05:14.33 ID:LrbQxZtRo
御坂はどこか虚ろな表情のまま金髪の少女に言葉を投げる。
「分かってるのよ。頭が上手く働いてない。不自然なくらいに。これでも一応自分の事は自分が一番知ってるつもりよ。
特に神経作用の中身。生体電気の通信回線。あと脳波。仮にも最高位の電撃使いっていうくらいなんだからそれくらいの事は分かるわよ」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/22(日) 22:29:04.50 ID:LrbQxZtRo
「結局、頭が良すぎるっていうのも考え物よね。要らない事にまで気付いちゃうんだから」
肩を竦める彼女を無視する。
どうせ何か言ったところで彼女は気にもしないだろう。
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/05/22(日) 22:58:44.99 ID:LrbQxZtRo
御坂の言葉に彼女は目を細めた。
「いいの?」
と彼女は尋ねる。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/22(日) 23:10:53.88 ID:LrbQxZtRo
「……」
御坂の答えに彼女はまたどこか悲しげに微笑みを返し。
「結局、アンタはそう言うだろうと思ってたけど。
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