過去ログ - もしも「まどか☆マギカ」が2クールだったら
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57: ◆NqJArk5IVdBU[saga]
2011/07/09(土) 02:47:12.06 ID:VUotToyTo
 エイミーは願いの副作用により、過去から未来に渡る全ての可能性について、覗き見る能力を
持っていた。
 本来の、魔女を消す能力は封印されているが、ちょっとした予知程度は猫の体のままで十分に
可能である。今までほむらの戦闘を助けたのも、この能力だった。
 最初の頃は、テレパシーで未来を教えた。
以下略



58: ◆NqJArk5IVdBU[saga]
2011/07/09(土) 02:50:50.88 ID:VUotToyTo
ほむら「巴マミ、あなたも声を聞いたように、このソウルジェムは鹿目まどかのものよ」

 ほむらが手の中のソウルジェムを露にする。
 すると、それはピンクの光を明滅させて、テレパシーを発した。

以下略



59: ◆NqJArk5IVdBU[saga]
2011/07/09(土) 02:55:31.75 ID:VUotToyTo
 それから数日。
 彼女達は、今まで繰り返した時間を概ねなぞるように、代わり映えのしない、それでいて
彼女達にとって都合の悪い出来事を、淡々と積み重ねていた。
 つまり、さやかは既に魔法少女の契約を交わしてしまったし、その直後から何度か杏子と諍いを
起こしていた。
以下略



60: ◆NqJArk5IVdBU[saga]
2011/07/09(土) 02:59:33.58 ID:VUotToyTo
 ほむらの自宅。

ほむら「それで、私にどうしろって言うのよ……」

エイミー「えへへ、ほむらちゃんは全部解決してくれるんだよね?
以下略



61: ◆NqJArk5IVdBU[saga]
2011/07/09(土) 03:01:15.95 ID:VUotToyTo
 バス停。
 夜も更け、強い雨の振る中、まどかとさやかは二人、雨宿りをしている。

 さやかは先刻、魔女との戦闘を終えたばかりである。彼女は相変わらず無茶な戦い方をして、
疲弊していた。マミの援護が無ければ殺されていたかもしれない。
以下略



62: ◆NqJArk5IVdBU[saga]
2011/07/09(土) 03:04:49.56 ID:VUotToyTo
 翌日。教室。授業開始前。

 さやかは動揺していた。
 昨日、家にも帰らずふらふらしてるところをまどかに捕まって、結局、こうやって
登校するまで半ば無理やりに付き添われたのだ。
以下略



63: ◆NqJArk5IVdBU[saga]
2011/07/09(土) 03:06:15.76 ID:VUotToyTo
恭介「ご、ごめん。ちょっと、急にそんな事言われても」

 あれ、とまどかは内心思う。

恭介「ごめん、また今度」
以下略



64: ◆NqJArk5IVdBU[saga]
2011/07/09(土) 03:07:56.96 ID:VUotToyTo
 また、昼休み。屋上で。

 今度は、さやかが恭介を呼び出していた。

さやか「恭介、あんなやつと付き合っちゃダメだよ」
以下略



65: ◆NqJArk5IVdBU[saga]
2011/07/09(土) 03:10:59.81 ID:VUotToyTo
 さやかは学校を飛び出して、家にも帰らず、街を放浪していた。
 ソウルジェムの反応に従い、使い魔を見つけ、蹴散らす。
 必要以上に力を消耗させて、くたびれた体を引き摺るようにして歩く。

 ふと、人気の無い公園にベンチを見つけた。
以下略



66: ◆NqJArk5IVdBU[saga]
2011/07/09(土) 03:12:31.14 ID:VUotToyTo
恭介「でも、さやかは嘘じゃ無さそうだね」

 その言葉に、さやかは硬直してしまう。
 ただ、泣きはらしたせいで、しゃっくりが止まっていないのが間抜けに感じられた。

以下略



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