72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/02(土) 19:54:55.87 ID:+NGept88o
 「だが…」 
 橘が口を開いた。 
  
 「剣崎は言った。『俺は運命と戦う。そして勝ってみせる』と」 
  
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/02(土) 19:55:36.40 ID:+NGept88o
 ほむらが驚いたのはそのことではない。 
  
 その事実ともう一つ魔法少女にとっての最大の秘密をほむらは知っているが、なによりマミが動揺していないのが驚きだった。 
  
 (自分がすでに人間とは違うということに気づいているのに巴マミはなんとも思っていない?) 
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/02(土) 19:56:08.58 ID:+NGept88o
 「それじゃ、これからよろしくね。暁美さん」 
 巴マミが手を差し伸べてきた。 
  
 「…ええ」 
 少し戸惑いながらもほむらはその手を握る。 
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/02(土) 19:56:42.80 ID:+NGept88o
 「本当に大丈夫か?」 
 名護が心配そうに聞いた。 
  
 「言ったろ。油断はしねえ。ただ全力で魔女を叩き潰す」 
  
76:ちょっと席外す[sage saga]
2011/07/02(土) 19:57:11.61 ID:+NGept88o
 ほむらは名護と夜の見滝原市を歩いていた。 
  
 「そういえば聞きそびれていたけれど、貴方達はどうやって結界を探しているの?」 
  
 剣崎の話がかなり印象に残ったせいで、ちゃんと聞けてなかった質問があった。 
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/02(土) 20:21:50.29 ID:+NGept88o
 「質問というよりは、推測だが君の能力。 
  ある一定期間を遡る事ができる。つまり時間遡行。それが君の能力ではないか」 
  
 ほむらはキュゥべえが周りに居ないのを確認し、 
  
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/02(土) 20:22:22.79 ID:+NGept88o
 そうしているとほむらのソウルジェムが強く輝いた。 
  
 「ここだな」 
  
 名護も探知機を確認した。 
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/02(土) 20:22:59.43 ID:+NGept88o
 勝敗は一瞬で決まった。 
  
 イクサカリバーガンモードで牽制。そこに一気に近づきソードモードで真っ二つにする。 
  
 「見極められたか?俺の実力を」 
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/02(土) 20:23:50.88 ID:+NGept88o
 ―BOARD― 
  
 名護「それで話というのはなんだ?」 
  
 睦月「俺達3人にしか呼んでないのはなにか意味があるんでしょ?」 
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/02(土) 20:24:47.71 ID:+NGept88o
 ―帰り道 Side:名護― 
  
 (今日出た新しい真実も合わせて、魔法少女を纏めると) 
 名護は新しい真実を含め、魔法少女についてもう一度考えていた。 
  
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