過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:21:19.64 ID:iNmol0qk0
(……速攻だ。まず足を潰す!!)

律は何も言わずに、突然、和に向けて猛スピードで突撃する。

「――まずはあんただ、風紀委員っ!!」
以下略



188:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:22:59.59 ID:iNmol0qk0
(……今だ!)

律は和を十分に引きつけると、和の頭上を飛び越え、後方にいた純に狙いをさだめ突撃する。

「――次はあんただ、もふもふ頭!!」
以下略



189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:24:22.05 ID:iNmol0qk0
「へ〜、温度ねえ……それだけか、安心したぜ」

律がにやりと笑う。

「じゃ、これで終わりだな。くらいな!!」
以下略



190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:25:53.52 ID:iNmol0qk0
その隙に、和は純に小声で話しかける。

「くっ……次撃たれたらまずいわね。純、Mioを狙って。
どうも、向こうは私たちを殺さずに捕まえようとしているみたいだわ。なら、さっきの戦闘からして、Mioはあの強力な能力を使えないはず」

以下略



191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:27:46.67 ID:iNmol0qk0
「くうっ、いてて……!! どうなってんだ、爆発女じゃなかったのかよ……?」

「爆発女って言うな〜!! 私の能力は炭素原子を操ってるんですよ!」

炭素原子限定の念動力。純は周囲の地面に含まれる炭素原子だけをもぎ取り、それを再結合させてダイヤモンドを作っていた。
以下略



192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:29:34.15 ID:iNmol0qk0
「澪……もういい、やっちまえ……」

みんなが生きて元の生活に戻るという紬の作戦は達成できそうにない。しかし、このまま捕まるわけにはいかない。
律の言葉を受け、澪は律をその場に座らせると、和のほうへ向き直り、左手を掲げた。

以下略



193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:31:15.00 ID:iNmol0qk0
しかし、澪は衝撃波を放つことをためらっていた。

(私が、衝撃波の威力を抑えることさえできれば……!)

澪の脳裏に憂の姿が浮かぶ。
以下略



194:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:32:41.87 ID:iNmol0qk0
「う、ぐうっ……!」

地面に落下し叩きつけられた澪が悲鳴をあげる。
衝撃波により全身に打撲傷を負ってしまい、もはや立つことはできなかった。

以下略



195:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:34:31.28 ID:iNmol0qk0




紬と憂の格闘戦は、紬の勝利に終わった。
以下略



196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:36:01.76 ID:iNmol0qk0
「「!!」」

遠くから、純の声が聞こえてくる。和と純が駆けつけたのだ。

「離してくださいっ!」
以下略



197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:36:50.24 ID:iNmol0qk0
「そんな……りっちゃんと澪ちゃんは……?」

「……彼女たちには逃げられたわ」

律と澪が無事だったことに安堵するも、作戦は失敗。
以下略



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