過去ログ - 梓「いま、会いにいきます」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:51:23.04 ID:NzZfbvjxo

 私達はこうしてしばらくの間色んな夜店を見て回った。
 その間も私の眩暈と動悸はどんどん酷さを増していってる。
 ずっと誤魔化してたけど……さすがにもう限界かも……
 いや、誘った手前こんなとこでみんなに迷惑なんてかけれないよ!
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:51:53.48 ID:NzZfbvjxo
 こうして私はベンチに座って気分を落ち着かせ……ようとしたけどやっぱり無理だよ……
 眩暈はますます酷くなって、まるで洗濯機に放り込まれて散々回された後のように視界がグルグルと回って止まらない……とにかくマトモにいられない状態だ。

唯(少しでも人の少ない場所に行こう……ここじゃ休まらないよ。りっちゃん達には後で連絡しとこっと)

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:52:25.29 ID:NzZfbvjxo
 数十分後

憂「お姉ちゃーん、どこー?いたら返事してー?」ウロウロ

憂「……」キョロキョロ
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:53:06.23 ID:NzZfbvjxo
 数十分後

純「どう憂、見つかった?」

憂「だめ……どこにもいないよぅ……どうしよう……」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/03(日) 20:54:01.23 ID:NzZfbvjxo
 救護所

 意識を無くした私が次に目を覚ましたのは見慣れないテントの中だった。
 突然倒れた私を誰かが運んでくれたのかな……はっ!そうだ、みんなは!?

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:54:47.09 ID:NzZfbvjxo
 その夜、私は部屋でビデオを見ていた。
 高校生の頃からつい1年前までの間撮った思い出のビデオ映像を毎晩寝る前に見るのが日課になっている。

梓『唯先輩、憂、何を探しているんですか?』

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:55:13.13 ID:NzZfbvjxo
 ビデオを見終わった私の耳にふと音が聞こえてくる。
 窓の外と屋根の上からだ。
 まさかと思って窓から外を見ると雨が降り出していた。
 
唯「いよいよ梅雨入り、かぁ……」
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:55:46.60 ID:NzZfbvjxo

 翌日

 この日は日曜日の休日、昨夜から降り始めた雨は今もまだ降り続いている。
 そんな中、私と憂は2人で裏山の神社へ行くことにした。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:56:44.86 ID:NzZfbvjxo
憂「お姉ちゃん、どうしたの?」

唯「あ、うん、何でもないよ」

憂「それなら別にいいけど……」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:57:34.76 ID:NzZfbvjxo
 憂が指し示した方向を見た私は我が目を疑って、まるで一瞬時間が停止したような衝撃を受ける。
 
 扉の前に付いている5段程度の小さい階段、そこにいつの間に現れたのか1人の女の子が体育座りで座っていた。
 赤いキャミソール、白いスカート……そして特徴的な長い黒髪のツインテール……間違いないよ、忘れる筈がないその見慣れた姿。
 
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:58:09.97 ID:NzZfbvjxo
梓「あなた達……誰?」

唯憂「え……?」

憂「あ、梓ちゃん、何言ってるの?」
以下略



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