過去ログ - 番外・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
1- 20
848:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:15:15.39 ID:W55C2CfAO
〜12〜

浜面『同じったって……滝壺はレベル4でアイテムの構成員で、俺はしがないレベル0で下部組織の下っ端だぜ?』

滝壺『でも、同じ人間だよ?』
以下略



849:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:17:55.39 ID:W55C2CfAO
〜13〜

滝壺『……その時私は思ったの。むぎのは本当の居場所を手に入れられたんだなあって』

浜面『居場所――』
以下略



850:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:18:23.83 ID:W55C2CfAO
〜14〜

キッ、と浜面は道路端に車を横付けしバンを停めた。
これ以上気もそぞろに滝壺と接していては運転も誤りかねないと判断して。
その横をもちろん何も知る由もない学生らが通り過ぎて行くばかりだ。
以下略



851:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:19:28.12 ID:W55C2CfAO
 
 
 
 
 
以下略



852:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:22:58.65 ID:W55C2CfAO
〜15〜

滝壺『………………』

浜面『何もかもヤケクソになって投げ出そうとした俺を引き戻してくれたのがアイツなら、折れかけた俺をもう一度立ち直らせてくれたは滝壺、お前なんだ』
以下略



853:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:23:25.56 ID:W55C2CfAO
〜16〜

冥土帰し『“体晶”だね?』

そして浜面は切羽詰まった状況下から覚えたてのコード五ニを引っ張り出すまでもなく――
以下略



854:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:25:49.44 ID:W55C2CfAO
〜17〜

麦野「(そういう事ね……)」

麦野沈利は背にしていた柱より身体を離し踵を返し先程の様子を目蓋の裏で反芻する。
以下略



855:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:26:15.77 ID:W55C2CfAO
〜18〜

冥土帰し「……彼女は意識を取り戻したよ。五分以内ならば話も――」

麦野「いい」
以下略



856:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:27:09.70 ID:W55C2CfAO
 
 
 
 
 
以下略



857:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:29:12.07 ID:W55C2CfAO
〜19〜

麦野「………………」

冥土帰し「それは、孫娘とお爺ちゃんほど離れた君と僕が唯一同じくする価値観ではないのかね?」
以下略



858:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:29:42.80 ID:W55C2CfAO
〜20〜

……いつしか麦野が手にしていた紙コップの底には僅かにコーヒーの名残を残すのみとなった。
反対に冥土帰しは手にしていたコーヒーはまだ半分以上残っている。
しかしもう時間はない。食事休憩が終わりつつあった。
以下略



1002Res/1297.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice