189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/08/12(金) 20:44:30.96 ID:CBnLOVZ30
梓「え、えーと、一緒に生きていくべき、仲間というか友達です!!」
曽我部「プッ、ククククククク」
私の答えを聞いて、笑い始める曽我部さん。
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2011/08/12(金) 20:45:18.65 ID:CBnLOVZ30
曽我部・小学1年生
私は自然豊かなところに育った。そこは緑豊かな森に囲まれた綺麗な湖があって、私のお気に入りの場所だった。
曽我部「う〜ん、今日もいい天気。今日は何して遊ぼうかな」
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2011/08/12(金) 20:46:28.88 ID:CBnLOVZ30
ある日の下校途中にトランセルを持った男の子達がいた。
男の子A「トランセルの中身ってどうなってるんだろうな」
男の子B「ちょっと、見てみようぜ」
192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/08/12(金) 20:47:06.32 ID:CBnLOVZ30
そんなわけで、私は小学校で友達をつくろうとは思わなかった。
曽我部「今日はどこで遊ぼうか」
ミニリュウ「リュー」
193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/08/12(金) 20:48:06.11 ID:CBnLOVZ30
それから、1年後。私が2年生になった時のこと。
曽我部「あの森を伐採するの!?」
父「ああ。そして、ホテルとかを建てるみたいだぞ」
194:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/08/12(金) 20:49:21.49 ID:CBnLOVZ30
曽我部「ここも荒らされちゃうのかな?」
ミニリュウ「リュウ〜」
私はミニリュウと一緒に、森で遊んでいたんいた。すると、大人の声が聞こえてきた。私とミニリュウは慌てて、森に隠れた。
195:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/08/12(金) 20:50:23.80 ID:CBnLOVZ30
それから、しばらくして。
曽我部「今日は楽園に行こうね」
ミニリュウ「リュウ!」
196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/08/12(金) 20:51:21.45 ID:CBnLOVZ30
曽我部「そ、そんな……約束したのに」
私は大人達が駆除したポケモンの死体を見て、呟く。
曽我部「ひ、ひどいよ。ミニリュウ達だけじゃなくて、他のポケモン達まで……」
197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/08/12(金) 20:52:06.85 ID:CBnLOVZ30
それからはひどかったわね。木をどんどん伐採して、ゴルフ場を造ったり、ホテルを造ったりね。後は道を整備したりしてね、トラックとかの
排気ガスもひどかったわね。まあ、そんなことよりもひどいことがあったわ。
曽我部「……う、嘘……」
198:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/08/12(金) 20:53:10.75 ID:CBnLOVZ30
引っ越してきたのは都会だった。排気ガス臭くて、空気が悪いところだったけど、ミニリュウがいたから、よかった。私はミニリュウを一生懸命に鍛えた。さらに、引っ越してから、私は一生懸命頑張って勉強をした。理由は
曽我部(偉くなって、いつかポケモンと人間が一緒に仲良く暮らせる世界を創るんだ)
そんな夢を叶えるためだ。前者は仲良くなった世界で楽しくバトルをするための準備で、後者は偉くなるためだ。子供ながらに単純な理由だったけど、死に物狂いで頑張った。けれど、勉強をしていくうちにそんなことは不可能なんじゃないかと思えてきた。だって、ポケモンを捨てていく人は多いし、自然はどんどん開発と称して、破壊させていくしね。そして、私が思ったことが間違いじゃないのを決定づけたのは大学生2年生の時だった。
199:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/08/12(金) 20:54:26.72 ID:CBnLOVZ30
???「君はいい目をしているね」
その人の姿はフードのついたローブを着ていて顔が見えないけど、声から察するに女の人だろう。
曽我部「あなたは誰?どこかで会ったかしら?」
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