375: ◆DAbxBtgEsc[sage]
2011/08/24(水) 17:24:30.31 ID:VIc86ugYo
「……はァ?」
「だってそうでしょう、年頃の乙女がこんなに近くに居ると言うのに、
一方通行はミサカを無視して幼女と年増の元に行くと言うのですから」
376: ◆DAbxBtgEsc[sage]
2011/08/24(水) 17:26:20.72 ID:VIc86ugYo
・・・
夕陽を雨雲が覆ったまま、太陽は沈んで行ったのだろう。
雨がポツポツと降る中で、辺り一面は暗闇に染まっていた。
377: ◆DAbxBtgEsc[sage]
2011/08/24(水) 17:27:40.89 ID:VIc86ugYo
「あの子の料理って上手になったのかな?ってミサカはミサカはあの時の事を思い出しながら尋ねてみたり!」
あの時の事。それは一方通行が入院を始めて1週間程度した時の事だろうか。
いつものファミレスでバイトを始めたインデックスが、
初めての料理そのいち「お粥」を一方通行の元へと持って来たのだ。
378: ◆DAbxBtgEsc[sage]
2011/08/24(水) 17:28:59.06 ID:VIc86ugYo
・・・
絆創膏を買った。
足を捻っていたので念のために湿布も買った。
ついでにこれからそんなことがあっても良いように絆創膏は多めに買った。
379: ◆DAbxBtgEsc[sage]
2011/08/24(水) 17:30:03.85 ID:VIc86ugYo
「狙いは俺か……面倒くせェな」
個人的に恨みがあるのかはたまた組織として恨みがあるのか、或いは。
「まァ、知ってる事聞けばそれでイイか」
380: ◆DAbxBtgEsc[sage]
2011/08/24(水) 17:31:26.06 ID:VIc86ugYo
「安心しろよ、痛覚は完全に遮断してやってるから。
だから爪とか剥いでも問題ねェよなァ?」
1つ間を置いて、一方通行はつまらなそうに吐き捨てた。
381: ◆DAbxBtgEsc[sage]
2011/08/24(水) 17:32:19.23 ID:VIc86ugYo
「あのガキ潰すのに車1台なんて甘っちょろいことしてんじゃねえよ。
だから言っただろ?俺が出るってよぉ」
「ンだよ、木原くンかよ。思わせぶりな登場しておいて、今更何の用だァ?
つゥかそこに転がってるクソ共だって限りあるだろーって思って助けてやったのによォ。
382: ◆DAbxBtgEsc[sage]
2011/08/24(水) 17:33:43.19 ID:VIc86ugYo
瞬間、5mと言う距離を0に縮め、まるで上条当麻のように愚直な真っすぐを放ってきた。
先程も述べたが、木原数多は研究者だ。
383:saga忘れとか不覚過ぎワロタ ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/24(水) 17:36:22.46 ID:VIc86ugYo
「へぇ……あの時の馬鹿っぷりからちったぁ成長したみてぇだなぁ。
てっきり能力に頼ってノーガードで鼻血ぶちまけるかと思ったんだけどよォ」
一方通行の腕を捉えた右手をプラプラさせながら、
木原は見下したような声で言い放つ。
384: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/24(水) 17:37:42.64 ID:VIc86ugYo
「なンつーか、俺ごときを潰す為にわざわざごくろーさまな事で」
「お、分かってくれんのかよ!!嬉しいねえ、前言撤回だ。ムカつくクソガキからクソガキに昇進だな!
つか、クソガキの癖に妙に謙虚じゃねぇか!本当にお前はあの一方通行なのかよ!?」
385: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/24(水) 17:39:00.13 ID:VIc86ugYo
「なぁ?俺がどのくらいテメェの反射を貫けると思う?」
言った直後、手からパチンコ玉のような球体を投げ飛ばした。
それを見た一方通行は、木原の拳のように受け止めるのではなく、
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