202:1[saga]
2011/10/23(日) 12:13:56.36 ID:P8hJTuya0
*
-----まるで、スローモーション映像みたい
203:1[saga]
2011/10/23(日) 12:16:16.63 ID:P8hJTuya0
*
ほむらはキリカに向かって歩きながら、拳銃を取り出す。
204:1[saga]
2011/10/23(日) 12:17:11.03 ID:P8hJTuya0
「ねえ、-----」
ほむらは、ゆまの肩に手を置く。そして、
205:1[saga]
2011/10/23(日) 12:18:22.46 ID:P8hJTuya0
「…じょのく…づけを受……友達を助…に………」
そこまで聞いたほむらは、今までの時間軸でこの時期にあった出来事を、必死に思い出そうとする。
206:1[saga]
2011/10/23(日) 12:19:53.84 ID:P8hJTuya0
そして、この時期の志筑仁美は、硫化水素ガスによる集団自殺を行う。
これまでの時間軸で、頻度の高かった場所は-----
「-----廃工場だ!!」
207:1[saga]
2011/10/23(日) 12:21:47.21 ID:P8hJTuya0
ほむらは杏子の左手を掴み、引っ張る。
「お、おい、どこに行く気だ!」
208:1[saga]
2011/10/23(日) 12:22:53.60 ID:P8hJTuya0
*
「ッ!!」
209:1[saga]
2011/10/23(日) 12:24:28.11 ID:P8hJTuya0
その時、
「おらぁぁ!!」
210:1[saga]
2011/10/23(日) 12:26:06.45 ID:P8hJTuya0
「……がはっ!」
織莉子が血を吐いた。
足から力が抜け、膝が崩れる。
211:1[saga]
2011/10/23(日) 12:28:03.42 ID:P8hJTuya0
*
薄れゆく意識の中、織莉子は思った。
212:1[saga]
2011/10/23(日) 12:29:43.00 ID:P8hJTuya0
そうだ、あの子に紅茶を淹れてあげよう。あの子は甘いのが好きだった。
砂糖とジャムを入れた、シロップみたいにとびっきり甘いのが。
それと、スコーンも焼いておこうかしら。蜂蜜やジャムも沢山用意しないと。
それで許してくれるかは分からないけど、精一杯伝えよう。
601Res/385.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。