309:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/20(月) 12:47:22.41 ID:vVfaUcFf0
そのゾンビの大群が和の廻りを徐々に取り囲むように陣取っていく。
310:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/20(月) 12:48:22.59 ID:vVfaUcFf0
和<でも――――>
311:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/20(月) 12:49:19.08 ID:vVfaUcFf0
澪「非道いじゃないか和。私のオモチャを一瞬で壊してくれて……それも全部……」
312:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/20(月) 12:50:23.57 ID:vVfaUcFf0
和「本当に変わったわね。澪」
313:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/20(月) 12:55:50.29 ID:vVfaUcFf0
和「もうお遊びは終わりかしら?澪」
314:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/20(月) 12:56:44.33 ID:vVfaUcFf0
澪「いや」
315:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/20(月) 12:57:37.42 ID:vVfaUcFf0
事実。この凶悪な黒い光の正体は雷(いかずち)ではあるが、勿論それだけでは無かった。大容量かつ高密度、高濃度で形成された重々しい瘴気の雷雲が、高速回転をする事によって発電機=ジェネレーターの役目を果たし、精製された雷に瘴気を織り込んだ、化学式で表すことが不可能であり、そして素粒子すら消滅させる凶悪な黒雷を生み出したものであった。
316:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/20(月) 12:59:23.62 ID:vVfaUcFf0
和「……………」
317:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/20(月) 13:00:36.56 ID:vVfaUcFf0
その凄まじいまでの密度と質量、そして禍々しさが組み合わされた、大量のエネルギーの奔流の内、その幾つかは和に向かって襲い掛かり、和は神経を研ぎ澄ませて、その規則性を持たない、何時、何処から来るか判らない凶撃に翻弄されながらもどうにか避わし、やり過ごしていた。
318:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/20(月) 13:01:54.17 ID:vVfaUcFf0
319:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/20(月) 13:03:08.56 ID:vVfaUcFf0
澪「いい加減、お遊びは終わりにしてくれないかしら。澪」
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