165:以下、あけまして[saga sage]
2012/01/04(水) 02:10:51.87 ID:AiUnSeA3o
「……消えた?」
女は目の前で起きた事をただその一言でしか表現出来なかった。
自らの能力で生み出した光線が消えた、それは間違いない。
166:以下、あけまして[saga sage]
2012/01/04(水) 02:11:37.10 ID:AiUnSeA3o
その光景を見ていた者が二人、土御門と神裂は廃工場の中に居た。
上条を後ろから引っ張り、そのまま立ち向かう五和の姿を二人は見ていた。
二人が建物の中で最初に見たのがその場面であり、間に入って助ける事は出来なかった。
結局、護りきる事は出来ず、目の前で大切な存在が消えるのかと一瞬絶望もした。
167:以下、あけまして[saga sage]
2012/01/04(水) 02:13:21.12 ID:AiUnSeA3o
「チッ、何をしたかは分かんねえけど面倒な事になりそうだな……だったら」
すべてを言い終える前に女は上条に向かって光線を撃ち出した。
しかし、それを上条は右手で受け止め、いとも容易く消し去ってしまう。
168:以下、あけまして[saga sage]
2012/01/04(水) 02:19:06.93 ID:AiUnSeA3o
「土御門……それに、神裂か」
「よう、ずいぶんやられたみてえだなカミやん。後は黙って見てるだけで良いぜ」
169:以下、あけまして[saga sage]
2012/01/04(水) 02:21:23.09 ID:AiUnSeA3o
「一つ確認させてもらう。お前は誰かに依頼されてこんな事をしたんだろう?」
「ハッ、その口ぶりだとこっちの事情も知ってて聞いてるって所ね。だったら隠す必要も無いか。
自分の意志でこんな汚ねえ所に来たんじゃない、その男を消せって頼まれただけ」
170:以下、あけまして[saga sage]
2012/01/04(水) 02:22:32.94 ID:AiUnSeA3o
土御門はこの場を収めたつもりだったが、まだ現状を把握できていない者が居る。
上条と神裂は何があったのか、何故女は去ったのか、これが決着なのかと頭の中が疑問だらけである。
「土御門、どうなってんだ……? 俺達は狙われてたんじゃないのか?」
171:以下、あけまして[saga sage]
2012/01/04(水) 02:23:42.33 ID:AiUnSeA3o
病院
172:以下、あけまして[sage]
2012/01/04(水) 02:31:59.05 ID:xCcHd56AO
1乙…かな?
あけましておめでとうなんだよ
173:以下、あけまして[saga sage]
2012/01/04(水) 02:33:51.19 ID:AiUnSeA3o
土御門「……いやー、流石はカミやん。死にそうになってもすぐに復活、
そしてすぐに女の子を側に置いてイチャつきやがるなんてにゃー……」
上条「ご、誤解だ! 五和、お前も何か言ってやってくれ!」
174:以下、あけまして[saga sage]
2012/01/04(水) 02:40:13.09 ID:AiUnSeA3o
上条「五和……起きろ。つーか起きてくれ!」
五和「……はっ! あ、あれ? 上条さん、ですか……?」
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