過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
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2011/11/29(火) 00:18:50.13 ID:GDLiPHVAO
基地に降り立ってすぐ、声をかけてきた若い男がいた
ギルボア「お久しぶりです司令、今日はどの様なご用件で?」
ホーマー「近くに用があってな、挨拶も兼ねて立ち寄ってみた」
以下略
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:22:06.34 ID:GDLiPHVAO
ギルボアの運んできた車に乗り込み、基地の滑走路を疾駆する
普段より安定感があるように感じたのは、気のせいではないと思った
ホーマー「それでどうなんだ、あの男がご執心の新兵とやらは」
以下略
22
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:23:11.31 ID:GDLiPHVAO
しばらくして、ユニオンリアルドが空からゆっくりと降りてくる
スレーチャーのリアルドは、さも当然の如く無傷
フレームが輝いてさえいた
以下略
23
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:26:33.81 ID:GDLiPHVAO
階級の差など気にせずに会話を交わす
この男と話すときはそれくらいが丁度良い
命を懸ける作戦も、下世話な雑談も、気兼ねなく何でも話してきたからだ
スレーチャーとは、太陽光発電紛争から続く仲だ
以下略
24
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:28:51.46 ID:GDLiPHVAO
「少佐!!」
スレーチャー「おう、遅かったな若僧」
不意に、後ろから声をかけられた
以下略
25
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:30:57.21 ID:GDLiPHVAO
そんなことを言ってスレーチャーは軽くグラハム准尉を小突く
こんな楽しそうなスレーチャーも久しぶりに見たが、それに従うグラハム准尉もまた、スレーチャーを強く慕っているようであった
スレーチャー「若僧、ペイント弾落としてから外周三十周だ。行ってこい!」
以下略
26
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:33:40.08 ID:GDLiPHVAO
それから、二人でMS格納庫の横に座り話し込んだ
スレーチャーは色々と話してくれたが、実のところ殆ど右から左に抜けて何も覚えていなかった
一度マリーダのことを思い出すと、意識だけが腹の奥底に埋没してしまい
抜け出せない思考の坩堝に嵌まり、呼吸さえ忘れて考え込んでしまうのだ
以下略
27
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:36:36.05 ID:GDLiPHVAO
スレーチャー「……なぁ、カタギリ大佐」
カタギリ「何だ……」
いい加減直すのも億劫になり、言葉を続けさせた
以下略
28
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:38:25.13 ID:GDLiPHVAO
ホーマー「人革連にはセルゲイとハーキュリー、二人の将校が台頭著しいという」
ホーマー「AEUには最年少将校、天才と名高いカティ・マネキンが輝かしい戦果を上げている」
ホーマー「お前の言いたいことも分かるさ……今が、今だけにな」
以下略
29
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:39:43.90 ID:GDLiPHVAO
スレーチャー「アイツな……孤児なんだ」
ホーマー「!」
足を滑らせ、助けようとしたギルボアと一緒にリアルドの翼を転げ落ちていくグラハム
以下略
30
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:41:50.02 ID:GDLiPHVAO
スレーチャー「アイツには余りある才能がある、それは俺が一番よく知っている」
スレーチャー「だが、このままだとアイツは自分で自分を殺しちまう、そんな気がするのさ」
ホーマー「……」
以下略
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