過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:28:51.46 ID:GDLiPHVAO
「少佐!!」
スレーチャー「おう、遅かったな若僧」
不意に、後ろから声をかけられた
以下略
25
:
>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:30:57.21 ID:GDLiPHVAO
そんなことを言ってスレーチャーは軽くグラハム准尉を小突く
こんな楽しそうなスレーチャーも久しぶりに見たが、それに従うグラハム准尉もまた、スレーチャーを強く慕っているようであった
スレーチャー「若僧、ペイント弾落としてから外周三十周だ。行ってこい!」
以下略
26
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:33:40.08 ID:GDLiPHVAO
それから、二人でMS格納庫の横に座り話し込んだ
スレーチャーは色々と話してくれたが、実のところ殆ど右から左に抜けて何も覚えていなかった
一度マリーダのことを思い出すと、意識だけが腹の奥底に埋没してしまい
抜け出せない思考の坩堝に嵌まり、呼吸さえ忘れて考え込んでしまうのだ
以下略
27
:
>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:36:36.05 ID:GDLiPHVAO
スレーチャー「……なぁ、カタギリ大佐」
カタギリ「何だ……」
いい加減直すのも億劫になり、言葉を続けさせた
以下略
28
:
>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:38:25.13 ID:GDLiPHVAO
ホーマー「人革連にはセルゲイとハーキュリー、二人の将校が台頭著しいという」
ホーマー「AEUには最年少将校、天才と名高いカティ・マネキンが輝かしい戦果を上げている」
ホーマー「お前の言いたいことも分かるさ……今が、今だけにな」
以下略
29
:
>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:39:43.90 ID:GDLiPHVAO
スレーチャー「アイツな……孤児なんだ」
ホーマー「!」
足を滑らせ、助けようとしたギルボアと一緒にリアルドの翼を転げ落ちていくグラハム
以下略
30
:
>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:41:50.02 ID:GDLiPHVAO
スレーチャー「アイツには余りある才能がある、それは俺が一番よく知っている」
スレーチャー「だが、このままだとアイツは自分で自分を殺しちまう、そんな気がするのさ」
ホーマー「……」
以下略
31
:
>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:44:21.32 ID:GDLiPHVAO
昔から、スレーチャーは野性的な嗅覚が備わっていた
恐らくこの発言も、何となく感じ取ったというだけの話なのだろう
だが、おかげで心が洗われたような気がした
気に病んでも仕方ない、成るように為すしかないのだと思えたのだ
以下略
32
:
>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:44:52.60 ID:GDLiPHVAO
スレーチャー「カタギリ」
スレーチャー「幸せになるといいな……その子」
ホーマー「あぁ……なるさ、きっとなる……優しくて、頭も良くて……いい子なんだ……本当に……」
以下略
33
:
>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:45:58.77 ID:GDLiPHVAO
ホーマー「既に足止めは手配させている、だがこのままだと奴らにはまた逃げられてしまう」
ホーマー「囮を蹴散らしてから本命の背を突け、奴らをこれ以上のさばらせるわけにはいかん」
スレーチャー「蹴散らしてからって……囮との接敵から殲滅までの推奨ミッションカウントは?」
以下略
34
:
>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/11/29(火) 00:55:35.82 ID:GDLiPHVAO
――翌日――
スレーチャー「相変わらず忙しいんだな……もう行っちまうのか」
ホーマー「ユニオンが他二国に後れを取らぬよう、対策するのが私の仕事だ」
以下略
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