過去ログ - 土御門「忘れたかにゃー、インデックス。オレって実は天邪鬼なんだぜい」
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26: ◆sk/InHcLP.
2011/12/11(日) 23:20:37.76 ID:wIRRSrYy0
こんばんは。たくさんのレスありがとうございます。
実を言うとこの>>1は、もう土御門が主人公もしくはサブのSSだけでこれ以外にも3,4個原案を考えてはいるのです。
それには>>19>>24も含まれてくる訳ですが、いかんせん長編しか書けない(しかも遅筆)でして…。
という訳で、今回は土御門シリーズの第一弾なのです。いずれ増える予定ですが、まずはこちらから頑張っていきたいと思います。
期待に応えられるよう、全力を尽くしますので。
以下略



27: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2011/12/11(日) 23:22:06.61 ID:wIRRSrYy0

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ところで、女の子に頭を噛みつかれるというのは貴重な経験だと思う。痛いとか嬉しいとかでなく、経験としてレアなものだと土御門は考えている。
以下略



28: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2011/12/11(日) 23:23:21.22 ID:wIRRSrYy0
さて、どう答えたら良いものか。
ハハハッ、残念だったなインデックス。オレも連中の仲間だにゃー!、……というのは少々彼女には刺激が強すぎるし、それではわざわざ部屋に引き入れた意味が無い。
へーそうなんだふーん、じゃあ元気でねー、……というリアクションが今の土御門の通常スタイルに近いが、それだと結局インデックスを逃がしてしまう。
そうか!…実はな、オレは昔からお前のことが―――っ、……ではいくら何でも脚色しすぎだし、ぶっちゃけその嘘を突き通す自信が土御門には無い。
という訳で、第四の選択肢。『あくまで学園都市にいる一般の学生を装う』。これが無難だろう。
以下略



29: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2011/12/11(日) 23:24:42.37 ID:wIRRSrYy0
さて。
あくまで学園都市製の一般学生を名乗るのであれば、それに準じるような行動・発言をしなければならないだろう。
例えば、一般人はビルの七階に干されている人間をすんなりと受け入れはしない。当たり前のように異能が受け入れられている環境にあったとしても、だ。
すなわち、そんな一般人・土御門は自然な流れで事情聴取をしなければならない。というか、それが得策だ。

以下略



30: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2011/12/11(日) 23:26:07.50 ID:wIRRSrYy0
とはいえ、その心情をインデックスに悟られる訳にはいかない。むしろ、ここで追及の手を緩めてしまっては駄目だ。
ここでの自分はあくまで『科学の住人』なのである。学生はちゃんと学生らしくその役に徹しなければ。


「っつってもにゃー。お前って『外』の人間なんだろ?」
以下略



31: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2011/12/11(日) 23:27:20.91 ID:wIRRSrYy0

ところで、これは先程のとは違い自覚があるケースなのだが、彼女にはもう一つ分からないことがあった。


「えっと、それじゃあ問題無いんじゃないかな?」
以下略



32: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2011/12/11(日) 23:28:43.28 ID:wIRRSrYy0
「って、包丁持ってきたぜよ!?」

「こ、これで私の言い分は分かってもらえるもん!」

「どういうことぜよ!? と、とにかく危ないからそんなモノは元の場所に戻しなさいっ!」
以下略



33: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2011/12/11(日) 23:30:34.20 ID:wIRRSrYy0

「……超ビックリしたんだよ」

「だって刺せって言うんだもん。それにしても見事なまでに無傷だにゃー」

以下略



34: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2011/12/11(日) 23:32:10.49 ID:wIRRSrYy0

とはいえ、このままこの少女のことを放っておく訳にもいかない。降りかかってきた現実を恨みつつも、土御門は目の前の少女に一つの提案する。


「…はぁ。仕方ない。とりあえず朝食だけは恵んであげようではないか」
以下略



35: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2011/12/11(日) 23:34:25.73 ID:wIRRSrYy0

そうやって自虐的に自己を振り返りながら、ふと自分の発言も振り返ってみる。確か隣りの部屋の……上条当麻に頼ってみる?
あかん。改めて考えてみると、それは非常にあかん。具体的には、普段使わない『あかん』が出てきてしまうくらいアカン。
何が不味いって、もちろん件の上条当麻が不味い。彼の不幸体質もそうだが、それ以上に彼の特殊能力が不味い。

以下略



36: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2011/12/11(日) 23:36:54.01 ID:wIRRSrYy0

「あっ、スイマセンぶつかっちゃって! お怪我は無いでせうか!?」

「だ、大丈夫なんだよ。こちらこそゴメンナサイ」

以下略



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