315:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/25(日) 20:17:05.33 ID:GEEMDRZko
一方、播磨は『魁!!恋愛指南書』(民明書房)を読みながら心の中でほくそえんでいた。
316:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/25(日) 20:18:48.22 ID:GEEMDRZko
第三話 隣のリズム
317:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/25(日) 20:22:00.34 ID:GEEMDRZko
「ひい、だって播磨くん、ずっと漫画読んでたから、その間に決まっちゃって」
「く……」
318:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/25(日) 20:22:52.25 ID:GEEMDRZko
律の視線の先には、数人の男子生徒に囲まれた秋山澪の姿があった。
「ねえ、秋山さん。一緒にやろうよ」
319:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/25(日) 20:23:57.10 ID:GEEMDRZko
「秋山」
「は、はい!」
320:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/25(日) 20:25:00.55 ID:GEEMDRZko
二人三脚で大事なことは、いかにお互いのタイミングを合わせることか、だ。
ふつうに走ったり歩いたりするのと違い、二人三脚には相手がいる。
321:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/25(日) 20:26:38.80 ID:GEEMDRZko
声を出しているのだが、どうも息が合わないのだ。
(どうしよう)
322:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/25(日) 20:28:06.90 ID:GEEMDRZko
播磨は意味がわからず、黙っているようだ。
澪も、一瞬意味が分からなかった。
323:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/25(日) 20:29:15.67 ID:GEEMDRZko
体育大会当日。
324:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/25(日) 20:30:01.01 ID:GEEMDRZko
「ふふ。今日は負けませんよ」
「の、望むところだ。部活は同じでも今は勝負だからな」
325:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/25(日) 20:32:05.86 ID:GEEMDRZko
「ぷっ……」
思わず吹き出した澪。
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