過去ログ - まどか「勇気を」
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384:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 22:24:37.76 ID:Z92gKdK4o

なすべきこと。
その答えは、出た。
一つだけ確認をするべく、巴マミに強く呼びかける。

以下略



385:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 22:25:24.32 ID:Z92gKdK4o

もう時間は止められない。
今の私に残されたのは、魔法少女であるという事実と、いくつかの武器。
爆煙を過剰に出してしまうことを嫌って使わなかった、爆弾の数々。

以下略



386:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 22:26:41.31 ID:Z92gKdK4o

まず一人。
さやかは、すぐに見つかった。
風があまりにも強いため、私たちは殆ど一直線上に並んでいたから。
勢いのまま私は彼女に覆い被さり、さらに爆弾を点火して後ろに放り投げ、爆風を生んで推進力を受ける。
以下略



387:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 22:27:49.41 ID:Z92gKdK4o


「さやか!」

「ッ了解!」
以下略



388:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 22:28:40.58 ID:Z92gKdK4o

【Side:鹿目まどか】


「いや、いや……いやだよ、こんなの、いやだよ」
以下略



389:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 22:29:39.82 ID:Z92gKdK4o

ほむらちゃんから、霊脈という場所から動かないよう、念を押されていた。
動かないのであれば、首を向けてただ見ていることしかできない。
でも、限界だった。

以下略



390:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 22:30:14.64 ID:Z92gKdK4o


その声は、わたしに向けられたものじゃなかった。
その声は、この状況を引っくり返せる彼女に、向けられたものだった。

以下略



391:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 22:31:35.37 ID:Z92gKdK4o

「鹿目さん、私たちは大丈夫みたいだから」

「お前にしかできないことが、あるんだろ」

以下略



392:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 22:32:10.66 ID:Z92gKdK4o

弦を強く引き絞る。
キリキリと張り詰めるその音は、やけに強く耳に残る。

それは正面からも発せられていた。
以下略



393:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 22:32:50.66 ID:Z92gKdK4o


「今からあなたたちに、返します」


以下略



394:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/01/12(木) 22:34:25.14 ID:Z92gKdK4o
以上、第十五回です。
30分ほど後に、閉幕としたいと思います。


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