613:にゃんこ[saga]
2012/06/27(水) 18:28:03.37 ID:1YUM5IIB0
「最下位の人は一週間料理当番ねー!」
「ちょっ……! おま……、ずるっ!」
614:にゃんこ[saga]
2012/06/27(水) 18:28:57.27 ID:1YUM5IIB0
信じよう、と思った。
実は私が梓の想いを受け入れられなかったのは、もう一つだけ理由がある。
それには気付いてるだろうけど、梓もそれについては触れなかった。
触れるべき事なのかどうかは、私にも分からなかった。
615:にゃんこ[saga]
2012/06/27(水) 18:29:48.54 ID:1YUM5IIB0
◎
616:にゃんこ[saga]
2012/06/27(水) 18:33:32.49 ID:1YUM5IIB0
「実はさ、本当は私達も練習したかったけど、
それは梓達に卑怯だと思ったから、楽器だけ集めて練習してなかったんだ。
今の私達の実力をそのまま曲にしたかったからさ。
そんな事で上手く演奏出来るわけないし、下手でいいんだって思うんだよ。
鈍っちゃった自分達の実力を再確認して、
617:にゃんこ[saga]
2012/06/27(水) 18:35:03.37 ID:1YUM5IIB0
「律先輩、あの……、私……。
歌いたい曲が……あって……」
その言葉だけで梓が何を言いたいのか分かった。
618:にゃんこ[saga]
2012/06/27(水) 18:36:09.26 ID:1YUM5IIB0
私もドラムまで歩いて行って、ゆっくり腰を下ろした。
それだけで何だか泣き出したくなった。
勿論、悲しかったわけじゃない。
懐かしくて、嬉しくて、泣き出しそうな気分になってしまったんだ。
ずっと忘れていた感覚が全身を駆け巡る。
619:にゃんこ[saga]
2012/06/27(水) 18:38:07.32 ID:1YUM5IIB0
「使って……いいんだよね……?」
唯が嬉しそうな顔で私に訊ねる。
唯だけこのピックの存在に驚いてない。
620:にゃんこ[saga]
2012/06/27(水) 18:38:34.74 ID:1YUM5IIB0
「梓」
私はまだ驚いた表情を浮かべてる梓に向けて、言葉を掛けた。
梓は躊躇いがちに私に視線を向けてくれた。
621:にゃんこ[saga]
2012/06/27(水) 18:39:04.20 ID:1YUM5IIB0
◎
622:にゃんこ[saga]
2012/06/27(水) 18:39:36.25 ID:1YUM5IIB0
『天使にふれたよ!』は卒業の歌。
残す方と残される方の両方の気持ちを記した歌。
大切な思い出と未来への希望を織り交ぜて、私達の小さな天使に届けた歌だ。
卒業は終わりじゃない。
私達の人生はまだ続いていく。
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