過去ログ - 少女「ずっと、愛してる」
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822:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:16:27.38 ID:pOQ9sNVj0
こんばんは。

毎回温かいご支援ありがとうございます。

第21話を投稿させていただきます。


823:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:19:09.96 ID:pOQ9sNVj0
21 Hi8対Hi8

荒く息をつき、燐はその場に膝をついた。

「ちょ……ちょっと待ってくださいまし……」
以下略



824:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:19:54.36 ID:pOQ9sNVj0
火薬と、硝煙の臭い。

まぶたに焼け付く臭いに、咳をしてむせ返る。

少し離れたソファーには功刀が座っていた。
以下略



825:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:20:34.97 ID:pOQ9sNVj0
「ただひたすら私を銃撃してただけじゃありませんか!」

ムキになって、
顔を真っ赤にして怒鳴る燐を押し留め、功刀は息をついた。

以下略



826:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:21:21.46 ID:pOQ9sNVj0
影の中では既に二週間近く経っているが、
外では何時間……といった具合らしい。

どうしてそうなるのか、詳しく説明されたが、
燐にはよく分からなかった。
以下略



827:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:21:55.98 ID:pOQ9sNVj0
そして功刀に問いかける。

「まだ見つかりませんの? 兄弟って」

功刀は、そう聞かれて首筋のコードを
以下略



828:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:22:34.32 ID:pOQ9sNVj0
物怖じせずに功刀にそう問いかける燐に、
彼は肩をすくめて言った。

「知るカ。そいつが、今までノ体デナケレバ
嫌だトイウンダ。アレだけ壊れテレバ、修復ハ不可能だ。諦メロ」
以下略



829:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:23:10.93 ID:pOQ9sNVj0
「……でも、これで大分魔法のコントロールも分かってきましたわ。
前に比べれば、随分上手になったんではないかしら?」

問いかけられ、功刀は軽く肩をすくめた。
そしてまたチラシを手に取る。
以下略



830:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:23:56.13 ID:pOQ9sNVj0
そこで燐が、功刀の袖を掴んだ。

彼女は息をついて、功刀の体に寄りかかった。

彼はしばらくチラシを見ていたが、
以下略



831:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:24:31.92 ID:pOQ9sNVj0
「お前サンの目の前デハ食ってないダケダ。
それに、俺ハ、半分機械だからナ。
人間を食わなくテモ、ある程度ハ自立稼動スル」

それを聞いて、燐は口をつぐんだ。
以下略



832:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:25:15.07 ID:pOQ9sNVj0
たまらず一気に五百ミリほど飲み干し、
燐はテーブルの上に、空のボトルを置いた。

「……ソレでいい」

以下略



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