過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
↓
1-
覧
板
20
276
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:22:48.64 ID:FSFT7ye80
こんばんは。
圭の場合は、やはり過労というのが重要な話になってきます。
その辺りも絡めて書かせていただきたいと思います。
以下略
277
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:23:49.89 ID:FSFT7ye80
*
少し眠ってから圭を連れて軍病院に
行った時には、既に太陽は中天に届く頃だった。
以下略
278
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:28:13.21 ID:FSFT7ye80
それほど満身創痍の姿をしているらしかった。
タクシーの座席に寄りかかりながら息をついた
絆を見て、圭が口を開いた。
以下略
279
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:29:06.16 ID:FSFT7ye80
「……そのようなわけでは、ないのですね」
どこか寂しそうな言葉を聞いて、
絆は口をつぐんだ。
以下略
280
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:29:48.66 ID:FSFT7ye80
正直な話、絆にさえも障害をもつ
人間の気持ちは分からなかった。
絆は、遺伝管理をされて生まれてきたいわば
「優性種」にあたる人間だ。
以下略
281
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:30:30.36 ID:FSFT7ye80
それこそ、触れて壊れる綿菓子のように
繊細に扱わなければ、おそらく慣れてはくれない。
焦らず、時間をかけてやるべきだ。
以下略
282
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:31:06.85 ID:FSFT7ye80
「別に心配はしていませんが、何だか凄く
切羽詰まっている風にお見受けしましたので……」
……切羽詰まっている?
以下略
283
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:32:24.54 ID:FSFT7ye80
そういえば圭は、
バーリェ用の待合室においてきた筈だった。
ここまで追いかけてきたらしい。
以下略
284
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:33:12.41 ID:FSFT7ye80
「ああ。俺も小さい頃教わったことがある。
下を見てばかりいると、碌なことがない、
際限がない。だから上を見るんだ」
「お話が抽象的過ぎてよく分かりません」
以下略
285
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:33:53.80 ID:FSFT7ye80
彼女は後ろに、黒髪のバーリェを従えていた。
「桜……?」
思わず絆はそれを見て腰を浮かせた。
以下略
286
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:34:54.83 ID:FSFT7ye80
「あ? ああ……そうか」
いきなり自己紹介をされて、気の抜けた返事を返す。
そして彼は、気を取り直してギプスが
以下略
777Res/276286 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1332172020/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice