過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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655:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:42:26.75 ID:2BLGZ8KQ0
「直感……? そんな不確定な第六感に、
私達は救われたというのか?」

「そうなるな……」

以下略



656:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:43:16.51 ID:2BLGZ8KQ0
「構わないだろう……渚さんのことだ、
薬はちゃんと飲ませてくれたと思うからな」

「信用しているようだな。あのクランべを」

以下略



657:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:44:08.16 ID:2BLGZ8KQ0
「いや……単に元老院や医師団が研究するべきなのは、
このバーリェ達ではなく、本当は『君』で
あるべきなのではないかと、ふと思ってね」

平坦な声でそう返され、
以下略



658:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:45:04.31 ID:2BLGZ8KQ0
「そういう考え方は好きじゃない。
喧嘩を売っているのなら、出ていってくれ」

「気に触ったのならば謝ろう。他意はない」

以下略



659:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:45:55.77 ID:2BLGZ8KQ0
駈はコーヒーの缶を手にとって軽く振りながら、
絆のことを見ずに続けた。

「……私は不可能だと思うがね。
君は死んでもおかしくない程の怪我をした。
以下略



660:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:46:41.77 ID:2BLGZ8KQ0
「そうか」

駈は頷いて立ち上がった。

「君の意思がある以上、私達が止めることは出来ない。
以下略



661:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:47:33.85 ID:2BLGZ8KQ0
「全滅したのか……?」

「おそらく」

頷いて、駈はプロジェクターのボタンを操作した。
以下略



662:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:48:27.04 ID:2BLGZ8KQ0
それに、本部……つまりここからの通信も
途絶されるとなると、AADを操ることは出来ない。

駈は頷いて続けた。

以下略



663:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:49:06.01 ID:2BLGZ8KQ0
「……それで、今回の突入作戦だが、
君にはもう一度大恒王に乗って欲しい」

駈に押し殺した声でそう言われ、
絆は目を見開いて彼を見た。
以下略



664:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:50:07.03 ID:2BLGZ8KQ0
言葉を失った絆に、駈は付け加えた。

「無論タダでとは言わない。大恒王はあくまで君が、
個人的意思で運用したものと
主張してくれればいいだけだ。
以下略



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