過去ログ - 紬「デコとボイン」
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60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/26(土) 01:15:54.65 ID:pXl8hg5Jo
斎藤「わたくしは、お嬢様のことを心の底より慕い、お仕えしております」

斎藤「そのお嬢様がお選びになった方も、わたくしは無条件で信頼し
    この身が果てるまでお尽くしする所存です」

以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/26(土) 01:17:44.45 ID:pXl8hg5Jo
菫「あの、お姉ちゃん。やっぱりおじいちゃんが言ってたことは見当違いなんじゃ……」

紬「いえ、ほぼ合ってるわ」

菫「ええっ!? じゃあ、こ、こ、こ、恋をしてるってこと!?」
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/26(土) 01:18:49.10 ID:pXl8hg5Jo
菫「あ、でも、お姉ちゃん自身が女性に対して恋愛感情を抱いていたってのは
  ちょっとビックリかも」

紬「どうして?」

以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/26(土) 01:20:27.26 ID:pXl8hg5Jo
 食堂

紬父「菫、紬はまだか?」

菫「あ、もうそろそろいらっしゃるかと」
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/26(土) 01:27:32.73 ID:pXl8hg5Jo
紬「ところで、お父様。ちょっとお聞きしたいことが」

紬父「ん? なんだ、言ってみなさい」

紬「お父様とお母様の出会いについて」
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/26(土) 01:29:36.21 ID:pXl8hg5Jo
紬父「もやい抗に片足を乗せていつものように気取っていると
    向こうの方に船が入ってくるのが見えた」

紬父「私はなんだかあの船には大切な何かがあるような、そんな気がしてな
    気づけばその船に向かって駆けていたんだ」
以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/26(土) 01:30:37.21 ID:pXl8hg5Jo
紬父「あとはその勢いで親父に彼女との結婚の許しを請うために家に帰った」

紬父「それが二人の出会いだ」

紬「へぇ」
以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/26(土) 01:32:10.86 ID:pXl8hg5Jo
紬父「親父は旧態依然のやりかたに囚われ、変わることに臆病になっていた」

紬父「もちろん家の重圧もあっただろう。だが伝統を守るばかりじゃ駄目だ」

紬父「私はとにかくこの家に嫌気が差していた。だからぶっ壊してやりたかったんだ」
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/26(土) 01:33:09.03 ID:pXl8hg5Jo
紬父「そこで今までのものが潰えてしまっても、所詮はその程度のものだったのだということだ」

紬父「全てのケースがそうとは言えないが、ときにはそんな割り切りも必要なのかもしれないな」

紬「ただ待っているだけでは何も変わらない」
以下略



69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/26(土) 01:34:16.72 ID:pXl8hg5Jo
紬「ところで、プロポーズの言葉などはなかったのですか?」

紬父「もちろんあった」

紬「聞きたいわ!」
以下略



70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/26(土) 01:37:56.81 ID:pXl8hg5Jo
 数日後・放課後

紬「ど、どうかな?」

和「……また思い切ったことをしたわね」
以下略



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