275:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 20:50:44.22 ID:StkKHyuC0
「母上と、茶でも飲んで待っていてくれ」
それでは、と言って、門へと向かう。
276:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 20:55:20.27 ID:StkKHyuC0
十二
「なるほど、話は分かりました。
277:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 21:00:36.23 ID:StkKHyuC0
今はみきを右手に抱えていて、剣を抜ける状態ではなかった。
いや、例え右手が自由でも、
左手が使えないのでは、鞘を押さえられず刀身が抜けない。
278:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 21:04:36.64 ID:StkKHyuC0
十三
「あの」
279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 21:11:06.79 ID:StkKHyuC0
十四
「あなたが、ひびき」
目を細めて、睨むように見据えながら言っている。
280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 21:16:07.65 ID:StkKHyuC0
「それを使って、片目をよこしなさい。
どちらの瞳でも構いません。
281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 21:22:34.64 ID:StkKHyuC0
十五
あの日、真之丞はひびきを背負って、
後からきた千早太はみきを背負って、
282:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 21:28:30.64 ID:StkKHyuC0
「母上、いざ!」
かけ声とともに撃ちかかった。
283:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 21:33:04.55 ID:StkKHyuC0
「その二択では、どちらにせよ勝てませぬよ、真之丞」
勝負がついたので一礼をしながら、あずさは言った。
「ではどうすれば?」
284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 21:37:49.06 ID:StkKHyuC0
外に出ると、庭ではやよいが洗濯した物を干していた。
「あれから、意外と経ったな」
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