967:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/19(土) 22:05:13.35 ID:/ba5D3fDO
ふとあれほどうるさく鳴いていた蝉の声がピタッと止んだ
それまでの空気が一気に張り詰めたものに変わる
まるで禁句を述べてしまったかのように
968:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/19(土) 22:07:05.84 ID:/ba5D3fDO
一方通行「何しに来やがった!?レナッ!」
レナ「道行くんとおんなじ帰り道だよ」
一方通行「お前は帰り道に鉈持って帰ンのか!?」
969:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/19(土) 22:10:45.60 ID:/ba5D3fDO
──レナが人間とは思えない
──あんな人間がいるはずがない
充電が少ないため急激な加速はできないがレナの狂笑は次第に耳から離れていった
970:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/19(土) 22:13:45.51 ID:/ba5D3fDO
レナ「分かる。レナには分かるよ道行くん。怖いんだよね?」
一歩また一歩とレナが近づいてくる
971:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/19(土) 22:24:24.85 ID:/ba5D3fDO
一方通行「じゃあ分かるよォに言ってやらァ!」
一方通行「連続怪死事件の犯人は誰だって聞いてンだ!」
972:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/19(土) 22:26:15.68 ID:/ba5D3fDO
ニッコリとレナが笑う
その笑顔があるでしょ?と無言で告げている
973:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/19(土) 22:28:10.03 ID:/ba5D3fDO
───殺られる
直感的に悟った一方通行は再び地面を蹴りレナから逃走する
今度はまともな道を使わない
974:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/19(土) 22:29:02.22 ID:/ba5D3fDO
林を抜け出したすぐにレナに出くわした
体勢を崩したかのように二、三歩後退り後ろに倒れ込む一方通行
そんな一方通行に微笑を浮かべてレナが近づいてくる
975:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/20(日) 09:22:47.23 ID:NuNIFM2B0
>>1乙、羽入の存在を感じてはいたのか…
976:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/20(日) 15:11:36.28 ID:rYF3+T360
反射があるのに逃げ回るあたり追い詰められてるよな
でも逃げても逃げてもレナに回り込まれてるって原作にはなかったよな?
全部終わった後に解説欲しいんだぜ
977:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/20(日) 16:42:18.29 ID:wxsDo4VR0
原作だとレナから逃亡→逃亡中に山狗さん登場→山狗にやられる→レナに助けられて自分の部屋へ→\(^o^)/
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