過去ログ - 伊織「だって、あんたが好きだから」
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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:43:40.51 ID:kbSnN6gzo
好きな人が突然倒れたのだから。

特にやよいのように優しい子なら当然だ。

伊織「あなたまで倒れたらプロデューサーも悲しむわよ?」
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:44:22.97 ID:kbSnN6gzo
伊織「……どうしたの?」

律子は私の質問に答えなかった。

眉間に皺を寄せて難しい顔をしている。
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:45:00.44 ID:kbSnN6gzo
伊織「もしかして……プロデューサーは死んじゃうの?」

律子は黙ったまま私の質問に答えない。

律子「まだ、分からない……」
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:45:37.99 ID:kbSnN6gzo
やよい「え……プロデューサーが死んじゃう……?」

伊織「え?……やよい!?」

いつのまにか、私の後ろにはやよいが来ていた。
以下略



55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:46:24.91 ID:kbSnN6gzo




一週間後
以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:46:56.23 ID:kbSnN6gzo
それはお金だ。

心臓移植には莫大なお金がかかる。

現在、世界の心臓移植の内の六割はアメリカで行われている。
以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:47:46.91 ID:kbSnN6gzo
プロデューサーは、私が病室に入っていくと一瞬嬉しそうな顔をした。

しかし、また無表情を装って窓の外を眺め始める。

プロデューサーは部屋のエアコンを切って窓を開けていた。
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58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:48:22.33 ID:kbSnN6gzo
プロデューサーだって死にたいはずはない。

だが、自分が助かるために、赤の他人にお金を出させるなんて気が引けるのだろう。

そう、私は赤の他人なのだから。
以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:48:52.82 ID:kbSnN6gzo
P「……」

プロデューサーは何も答えない。

しかし、その表情はどこか寂しげで、悲しそうだった。
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:49:37.83 ID:kbSnN6gzo





以下略



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