過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 21:27:08.82 ID:d9kkN+bY0
スルッ

涼「ぎゃおおおおん!! な、何するんですか!!」

千早「それ、パッドなの?」
以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 21:32:22.88 ID:d9kkN+bY0
自分で言うのもなんだけど、女装だってことがバレないように気を付けてきたはずだ。着替えも誰もいないタイミングを見計らい、不用意な行動も謹んできた。なのにどうして?

千早「なんでかって顔してるわね。それは、あなたの歌が教えてくれたわ」

涼「歌?」
以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 22:02:57.59 ID:geTF/MjH0
涼「ふぅ……、こんなもので良いんでしょうか?」

久しぶりに男声で歌うと、楽に歌えた。やっぱり女声を無理に出していたのかもしれない。

千早「もう良いわ。やっぱり、あなたはそっちの方が良いと思う。今からでも遅くないわ、男性ボーカルとして再デビューすべきよ」
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 22:32:58.20 ID:eHSUxDAV0
千早「あなたがそう言うなら、私に邪魔する権利はないわ。だけど、これだけは言っておくわ」

真剣な眼差しで、僕の喉を見る。

千早「時間はあまりないわ、あなたの声は永遠じゃないんだから」
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 22:40:26.60 ID:OeN9eK850
千早「ただ、私も貴方がどんな道を辿っていくかは、気になるわ。誰も成し遂げようとしなかった、前例のないことをしようとしている。女装アイドルなんて、褒められたものじゃないかもしれないけど、性別を超えた、音楽の可能性を孕んでいるかもしれない」

アイドルではなく、あくまで音楽の可能性というのが、千早さんらしい。

千早「これも何かの縁なのかしら? 秋月君、手を組まない?」
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 22:50:08.31 ID:OeN9eK850
シーソーゲーム。ミスチルは良いですね。
ところで876プロは変声期のことを頭に入れていたのだろうか……。
とりあえずここまで、続きは明日にでも。前に書いていたSSにあったリクエストとかけ離れてますが、どうかお楽しみくださいませ。指摘等があれば、遠慮なくお願いします。では。


49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本)[sage]
2012/06/08(金) 23:38:48.20 ID:2xgeEcW/o



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/09(土) 00:50:28.12 ID:DcwPiULQ0



51:投下します[saga]
2012/06/09(土) 09:42:39.16 ID:fC4iTN6U0
律子「ねー、千早。入っても……、ってアキ?」

千早さんに秘密を打ち明けた後、律子姉ちゃんがおずおずと入ってきた。楽しげに談笑する僕らに面食らったのか、ポカンとしている。

千早「別に茶番は良いわよ。彼が律子の従弟ってこと知ってるから」
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/09(土) 09:49:11.36 ID:3RzboUtr0
千早「仲が良いのね。安心して、私はそこまで口が軽くないわよ。言う必要性もないし、私の中だけで留めておく。それで良いかしら?」

涼「ありがとうございます!」

律子「やっぱ隠し通すのは難しそうね。あんたも気をつけなさい、どこで何が待っているか分からないんだから」
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/09(土) 09:53:57.51 ID:Vtqrh+bK0
綺麗な女の人と一緒に歩いているという事実は、僕を舞いあがらせるのに十分だけど、周りからしたら、女の子が2人歩いているという風にしか見られていないだろう。それに、千早さんは毛ほども気にしていないようだ。

千早「どうかしたかしら?」

涼「い、いえ!! 何も……」
以下略



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