過去ログ - 弟子「そ、某を、是非とも弟子に!」剣士「めんどくさすぎワロタ」
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◆ClmoeYz2r6
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2012/07/27(金) 21:23:42.42 ID:N+Z7/Leeo
弟子「……結局、兄上はそのまま逝きました」
弟子「御前試合も死者が出たということで、そのまま中止になり……」
弟子「調べでは外傷もなく、試合中に心臓を悪くした、ということになりました。折れた剣についても、兄の整備不足と……」
以下略
25
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:24:30.58 ID:N+Z7/Leeo
剣士「それならそうと、最初から言って貰った方が楽だったんだが」
弟子「! け、剣士殿……聞いてらしたのですか!?」
剣士「嵌められた」
以下略
26
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:25:40.44 ID:N+Z7/Leeo
――1時間ほど前
女暗殺者「……剣士、漁に行こ?」
剣士「ん、俺もか?」
以下略
27
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:27:03.05 ID:N+Z7/Leeo
女騎士「――という具合で時間稼ぎをしている間にそれとなくわたくしたちが貴方から事情を聞き出し」
女侍「さりげなくドア越しに、剣士殿の耳に入れるという作戦だったのです」
女剣士「予定にない挑戦者はあったが、まぁタイミングを失敗したなら、次回やり直せば良いだけのことだからな」
以下略
28
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:28:02.08 ID:N+Z7/Leeo
女騎士「確かに、御前試合は甲冑姿……顔も兜を被れば見えませんが……」
弟子「それしかあり得ません! なんと卑劣な……っ!」
剣士「……証拠はないな。関係者を捕まえて吐かせれば手っ取り早いが」
以下略
29
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:29:34.50 ID:N+Z7/Leeo
――王都
ワイワイ ガヤガヤ……
剣士「久々だな……あぁ、人が多い」ドンヨリ
以下略
30
:
◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:30:49.71 ID:N+Z7/Leeo
――弟子の家
弟子「――これが、兄が御前試合の時に身につけていた甲冑です」
剣士「状態は?」
以下略
31
:
◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:31:58.42 ID:N+Z7/Leeo
――10分後
女侍「おや、これは……?」
以下略
32
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:32:43.95 ID:N+Z7/Leeo
剣士「時間が経っているが、効果は解らないからな。気をつけろ」
弟子「ですが、これは立派な物証です」
女騎士「いいえ、それは御前試合に不正があったことの証明ではありますが、相手がかの名家であるということの証拠ではありえませんわ」
以下略
33
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:33:51.25 ID:N+Z7/Leeo
父「おっしゃる通りでございます」
弟子「ち、父上! お体は……」
父「大事ない……剣士殿でいらっしゃいますね。お噂はかねがね伺っております。愚息がご迷惑をおかけして……ごほっ」
以下略
34
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:36:03.04 ID:N+Z7/Leeo
父「?」
剣士「『知る』ということは、取り返しがつかないのです。『知った』状態から『知らない』状態へは戻れません」
剣士「それは紫の絵の具から、青色だけを取り出して、赤に戻すようなものです。絶対不可能です」
以下略
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