過去ログ - 恒一「『ある年』の3年3組の追憶」
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59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:50:12.17 ID:4DOG5YTr0

「ひぃっ・・・!」

私だけじゃない、右隣の風見君からも同じような呻き声が聞こえたが、
久保寺先生は包丁を喉に突き立てたまま、顔を正面に見据えると、
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:50:49.33 ID:4DOG5YTr0

気がつくと、私は車の後ろ座席に寝かされていた。

「幸子、目が覚めた・・・?」

以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:51:35.62 ID:4DOG5YTr0

そんなこんなで時間だけが過ぎていき、ようやく点滴治療だけでなく
食事も取れるようになったのは、8月に入ってからのこと。
それに伴い、精神的にもだいぶ安定してきたため、
家族以外の面会もようやく許可が下りた。
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:52:07.92 ID:4DOG5YTr0

しばらく話をしている内に、二人が帰る時刻となった。

「何かの暇つぶしになればいいんだけど・・・これを良かったら聞いてね」

以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:52:48.57 ID:4DOG5YTr0

◆No.21  Naomi Hujimaki

8月7日、金曜日の晩のこと。
明日はうちの部の浅倉が、ソフトテニスの全国大会に出場するため、
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:53:31.01 ID:4DOG5YTr0

多々良恵。
チビで色黒、おまけにショートヘアを茶髪に染めたアタシに対して、
恵はすらっとしたお嬢様って感じで、色は肌白く、
長い黒髪も一度も染めたことはおろか、基本ドライヤーは使わず自然乾燥という、
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:55:25.53 ID:4DOG5YTr0

「奈緒美ー、大輔君から電話よー」

「へーい」

以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:56:02.13 ID:4DOG5YTr0

「オッス。どうしんだよ、こんな夜遅くに」

「ああ、奈緒ちゃん。明日、東京に行くんだっけ?」

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67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:58:54.66 ID:4DOG5YTr0

◆No.5  Makoto Ohji

運命の8月8日当日。
僕たちは、合宿場となる咲谷記念館に向かって足を進めていた。
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68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:59:32.49 ID:4DOG5YTr0

僕と猿田は吹奏楽部で知り合った。
クラスで一緒になったのは今年からだけど、
同じクラリネットのパートなので、チューニングなど一緒にいる機会が多く、
今では良き相棒といった存在だ。
以下略



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