過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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63:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/08/17(金) 01:40:19.39 ID:9cMf0qdf0
>>62

「あなたになら解けたのでしょうね、この謎が。
殺人現場で理性的な意図を持って為された行動、それが意図的に矛盾している。
あなたにその理由が分からない筈がない」
以下略



64:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/08/22(水) 15:47:35.58 ID:OWZ75a520
間が空いてしまいました、すいません。
それでは今回の投下、入ります。

>>63

以下略



65:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/08/22(水) 15:50:35.38 ID:OWZ75a520
>>64

「別の同級生からも裏が取れました。
つまり、映画に行く事は事件の前から決まっていた」

以下略



66:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/08/22(水) 15:52:52.98 ID:OWZ75a520
>>65

「あなた、いい事を言いました。
そうですね。あなたはかつて、財宝を追って日本を離れた」

以下略



67:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/08/22(水) 15:55:19.43 ID:OWZ75a520
>>66

想は微笑んでグラスを傾ける。
頬杖をつく姫子の前で想が立ち上がり、想も又カウンターからグラスを持って来た。
差し出されたその紅の液体を見て、姫子はふっと笑みを浮かべ、口を付ける。
以下略



68:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/08/22(水) 15:57:34.07 ID:OWZ75a520
>>67

姫子は、ざっ、と、水たまりを跳ねて想の前に立った。
旨い酒も苦い酒も味わって来たのだろう。少しは修羅場をくぐったつもりだった姫子よりもずっと。
あの頃から片鱗を見せていた想のスケールに相応しい程に。
以下略



69:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/08/22(水) 16:00:51.76 ID:OWZ75a520
>>68

「燈馬君?」

覗き穴から外を見ると、そこには想がいた。
以下略



70:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/08/22(水) 16:03:07.61 ID:OWZ75a520
>>69

「うん。先輩、心配して私の所に電話かけて来た。
今の店オープンした時、先輩には葉書出したから」
「そうですか」
以下略



71:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/08/22(水) 16:05:41.61 ID:OWZ75a520
>>70

「でも…向こうが形振り構わないで動き出したら、
もし、刑事があの娘の学校とか友達とか、そんな所まで、
うん、分かってる。燈馬君が、証拠が残らない様にしてるんだから、こっちから動いたらぶち壊し。
以下略



72:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/08/22(水) 16:07:57.03 ID:OWZ75a520
>>71

「それでは、あの事件の事はインターネットで?」
「はい。申し上げた事情により調べている内に、
当時の大学の関係者でしょうね。表に出せなかった内幕を身元を隠した形でSNSに書き込んでいた。
以下略



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