過去ログ - クロ「魔法少女?」
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197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/08(土) 16:01:31.93 ID:+Xfj+B4DO
今まで、まどかもさやかも魔女の作る結界の中を何度も見たことがある。
そして、そのいずれにも、彼女達の持ちうる『常識』と『理屈』では説明することができない摩訶不思議な世界が広がっていた。


ぎとついた色彩が闇を塗り固め
以下略



198:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/08(土) 19:21:38.65 ID:+Xfj+B4DO
あまり時間をかけるつもりはマミにはなかった。
相手の力は未知数ではあるが、身体の大きさは自分の膝くらいまでしかない。


マミ(何か妙な真似をされる前に、仕留めるっ!)
以下略



199:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/08(土) 19:59:33.83 ID:+Xfj+B4DO
子供のようにはしゃぎながらマミを見上げるさやかの隣で、まどかはじっと彼女の舞を見ていた。


まどか「マミさん・・・。」

以下略



200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/08(土) 20:12:24.11 ID:+Xfj+B4DO
リボンで括り付けられた魔女が、その小さな顔にはりついた口をバカリと開いた。
信じられない程、大きく開かれたその口からは


マミ「え?」
以下略



201:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/08(土) 20:50:08.55 ID:+Xfj+B4DO
次の瞬間、マミが見たものは、その大口の中に広がる虚無の闇ではなく。


その巨大な顔面と、それに、めり込むように突き刺さったバイクだった。
その大きな目を丸くさせて、自らに迫っていた危機が離れていく。
以下略



202:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/08(土) 22:03:32.60 ID:+Xfj+B4DO
まずは、躊躇う必要もなく、クロはガトリングを魔女に向けて放つ。
その巨体のどこに狙いを定めればいいのかは考えず、ただ全弾を使いきる勢いで撃ち続けた。


しかし、魔女もまた、黙って撃たれ続けるつもりはないのか、弾を避けながら高い天井に飛び上がっていく。
以下略



203:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/08(土) 22:25:54.11 ID:+Xfj+B4DO
ギリギリと、金属が軋むような音がまどかの耳にも届いていた。
彼は、確かにサイボーグで、身体はただの生物よりは丈夫だろう。


クロ「が、あ、ああ。」
以下略



204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/08(土) 22:49:20.48 ID:+Xfj+B4DO
『おぉ、ようやく目を覚ましおった。』


『ヨーカンは嫌いかえ?』

以下略



205:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/08(土) 23:05:36.88 ID:+Xfj+B4DO
岩陰で、彼女が見ているだけでいられたのは、そこまでだった。


まどか「うわああああ!!」

以下略



206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/08(土) 23:23:29.32 ID:+Xfj+B4DO
クロ「・・・だとよ。早いところ帰ろうぜ。」


クロは、魔女を見据えた。

以下略



207:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/08(土) 23:42:23.29 ID:+Xfj+B4DO
渾身の力で、振り下ろされた剣は、その勢いを[ピーーー]ことなく前進する。


そして、魔女の蛇の様な身体を縦に切断した。

以下略



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