356:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/25(火) 14:33:21.52 ID:Rwkn3+0DO
さやか「あぁ、もう!何をアイツは急に走りだしたのよ!?」
苛立ちまぎれにそう吐き捨てたさやかは、キュウべえを抱いたままその場に立っていた。
つい先程までいたクロは、突然走りだしてしまったし、クロと一緒にいた二匹子猫も、後を追うように走っていってしまった。
357:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/25(火) 17:00:31.51 ID:Rwkn3+0DO
QB「見に行くかい?」
さやか「え?」
358:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/25(火) 17:30:46.07 ID:Rwkn3+0DO
しかも、そこにいたのは彼女達二人だけではなかった。
まどか「こ、これは……、何?」
359:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/25(火) 19:56:16.86 ID:Rwkn3+0DO
前に、テレビで見たことがあった。
洗剤を混ぜ合わせて毒性のガスをお越し自殺をする人々のニュース。
まどか「ま、まさか……」
360:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/25(火) 20:01:38.15 ID:xfP0S2VDO
さやかの心情のナレとはいえマミと呼び捨てはどうなのか…
361:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/09/25(火) 20:01:47.29 ID:BXkkeofpo
でたあぁああああああ!仁美さんの【約束されし勝利の拳(ハラパン)】だぁ!!
362:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/25(火) 20:43:59.85 ID:Rwkn3+0DO
いや、ふさがれたのは退路も同じであった。
気付けば、その場にいた全員からまどかは囲まれてしまっていた。
仁美「まどかさん。それを返していただけないかしら?」
363:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/25(火) 21:05:32.00 ID:Rwkn3+0DO
「辛気くせーわ、薬品くせーわ……換気がいるな」
さっきまで蒸し暑かったのに、何故か今は風を感じる。
そして、聞き覚えのある声に、まどかは目を開いた。
364:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/25(火) 21:27:16.97 ID:Rwkn3+0DO
自殺、という行為を、大抵の動物は行わない。
自分の身は自分で守ることが重要な世界では、生きる事が全てだ。
だから、クロは、自ら死を選ぶようなヤツは馬鹿なだけだと考えている。
365:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/25(火) 21:48:20.75 ID:Rwkn3+0DO
まどかの様子に、乱暴されたのではと思いから、頭に血が登っていたこともあったかもしれない。
まどか「お願い、この人達を見捨てないで」
366:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/25(火) 22:21:45.65 ID:Rwkn3+0DO
抱きとめて顔を覗き込むと、そこにあったのは穏やかな寝顔だった。
強制的にではあったがこれで良かったかもしれない。
と、首筋に何かシミのような物がついていることに気付いた。
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