過去ログ - クロ「魔法少女?」
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662:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/31(水) 21:46:45.90 ID:uEovAr5DO
ゆっくりとクロは自分の右手をもう一度見る。
何かを確認するように握って、開く。
そして、ため息を吐いた。


以下略



663:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/31(水) 22:24:33.56 ID:uEovAr5DO
踊りかかる黒い触手を、さやかは手に握るサーベルを振り回して切り落としていく。
大きくもなく重量感もないサーベルは、次から次へと魔女の魔手を打ち払い続ける。


そのスピードは、有体に言って高速。
以下略



664:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2012/11/01(木) 00:41:09.01 ID:FQs+VQgF0
乙!
今まで仲悪かっただけにこの共闘は燃える!
このssは、もっと評価されてもいいと思う


665:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/11/01(木) 01:02:34.27 ID:kMGO1+QDO
さすがに魔女も異変に気付いたのか触手をクロに飛ばしてくる。
が、その攻撃の意識をさやかに向けていたためか、先程の攻撃に比べれば手数は少ない。


クロ(飛んでくるのは五本、なら二本目を躱した時に……!)
以下略



666:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/11/01(木) 01:24:08.69 ID:kMGO1+QDO
黒い魔女の身体に、二つの穴が空いていた。
細いその身体は肉片をえぐり取られ、ヨロヨロとよろめき、次の瞬間には木の枝のように折れてしまいそうだ。


そして
以下略



667:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/11/01(木) 02:52:49.00 ID:kMGO1+QDO
クロ「……良かったのか?」


後ろは振り返らずに、クロは訊ねた。
本人にはちゃんと聞こえるだろうか。
以下略



668:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/11/01(木) 19:57:51.00 ID:kMGO1+QDO
その言葉を聴いたクロは腕組みをしてため息を吐いた。
その行為はわざとらしく、それは彼なりの誤魔化しだったのだろう。
人に弱みを見せたくない彼らしさ。


以下略



669:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/11/01(木) 21:25:02.64 ID:kMGO1+QDO
さやか「やっぱ、格好良いよ、あんた……。そりゃ恭介も慕うわ」


クロ「お、おい。大丈夫か?どっか痛むか?」

以下略



670:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/11/02(金) 13:27:21.04 ID:fX/PHNcDO
遠くから駆け寄ってくる少女はいつもの姿に戻っていた。
今日一日だけでも、随分と特異な時間を過ごしたものだ。
化け物に、それを相手どって戦うサイボーグの猫。
そして、変身ヒーローのように姿を変えて戦うさやか。

以下略



671:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/11/02(金) 13:46:35.43 ID:fX/PHNcDO
長い入院生活の中ではあまり他人から感情をぶつけられる事はない。
皆が気をつかうからだ。
誰かに頼られる事もなければ、弱音を吐かれる事もない。
少しだけうそ臭い人間関係。

以下略



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