過去ログ - 【聖杯戦争】やる夫はステゴロワイヤーアクションで戦うようです
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37: ◆ylCNb/NVSE
2012/09/02(日) 00:18:06.75 ID:7ShsGcqB0

 「何か、伝承はないの?」と真紅が尋ねると「人類最初の火を手にした英雄ですお!」
そういってやる夫は胸を張った。

 「プロメテウス?」と私が尋ねると「プロメテウスは神の火を盗んだヤツだお!」
以下略



38: ◆ylCNb/NVSE
2012/09/02(日) 00:18:49.81 ID:7ShsGcqB0

 スフォルツァ家の傍系だったビップ家は、あの悪名高いルドヴィーコ・スフォルツァと共に
ミラノを支配し、スイス人傭兵団を率いて周辺諸国と争った。

 スフォルツァ家は傭兵あがりと貴族たちからは馬鹿にされていたが、
以下略



39: ◆ylCNb/NVSE
2012/09/02(日) 00:19:48.34 ID:7ShsGcqB0

 両者の主張は平行線のままだ。
それは当然だ。根源のために幾世代もの研究を重ねて苦痛と嘆きの果てを目指す彼らの
邪魔を我々はしているのだから。

以下略



40: ◆ylCNb/NVSE
2012/09/02(日) 00:21:29.84 ID:7ShsGcqB0

 ステータスによればやる夫の宝具は相当の魔翌力を消費するらしい。
宝具はその効力を及ぼす対象ごとにカテゴライズされている。

 まず、人一人を目標にする対人宝具、次に集団を目標にする対軍宝具、
以下略



41: ◆ylCNb/NVSE
2012/09/02(日) 00:23:09.02 ID:7ShsGcqB0

 同じころ冬木町、のちの冬木市では
町で知らぬ者のいない広大な豪邸に住む謎の老人、間桐臓硯が屋敷を処分したいと言い出した。

 町を見下ろす景観に鎮座する豪邸は、他の町民を睥睨するように威圧的だ。
以下略



42: ◆ylCNb/NVSE
2012/09/02(日) 00:23:53.64 ID:7ShsGcqB0

 蒔寺氏はやらない夫の忠告も忘れて物見遊山に出ていた。
言峰父子だけでも一見の価値があると町民の間では噂になっているぐらいである。

 蒔寺ともあろうものが町民誰もが噂する話題について無視できるはずがない。
以下略



43: ◆ylCNb/NVSE
2012/09/02(日) 00:25:10.76 ID:7ShsGcqB0

 「魔術協会としては教会との関係を考えれば、次の聖杯戦争は
何があろうとも遂行されなければならないと考えています。」と青い目の女。

 「前回の被害を考えれば、魔術の秘匿に関して誰かが責任を持たねばな。」
以下略



44: ◆ylCNb/NVSE
2012/09/02(日) 00:25:44.42 ID:7ShsGcqB0

 「どどど、童貞ちゃうわ!」という臓硯老人の言葉にアメリカ魔術師姉妹は
この妖怪の500年近い生涯の(勝手な)過去回想から現実に引き戻された。

 「恥ずかしい日記帳は始末したのか、臓硯〜。」と蒔寺氏。
以下略



45: ◆ylCNb/NVSE
2012/09/02(日) 00:28:58.30 ID:7ShsGcqB0

 冬木の近況を蒼星石の手紙から知ったやらない夫は、一応の安心に胸をなでおろした。
帝国軍とのいざこざから一週間。やらない夫たちは伊勢市の民宿に拠点を置いていた。

 伊勢市の四分の三は「伊勢神宮」と呼ばれる日本独自の土着宗教「神道」の寺院の敷地になっている。
以下略



46: ◆ylCNb/NVSE
2012/09/02(日) 00:29:27.29 ID:7ShsGcqB0

 《対邪神組織》がどうやって聖杯を呼ぶつもりなのかは分からない。
真紅の姉弟たちの調べでは、最後のマスターは聖杯を召喚する儀式を行わなければならないという。

 冬木の2度の聖杯戦争では、この聖杯を呼ぶ儀式までに参加者が全員、死んでいる。
以下略



47: ◆ylCNb/NVSE
2012/09/02(日) 00:32:28.84 ID:7ShsGcqB0

 一方、やる夫は民宿の主に頼んで工房をこしらえていた。
といっても、正式な魔術師ではないやる夫の工房は、文字通り作業場だった。

 やる夫の道具作成スキルのランクは「EX」、評価規格外。
以下略



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