過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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2012/09/05(水) 12:44:49.13 ID:1wGZy+Wy0
テントを出た後、私は祭りの人混みをぶらぶらと歩いていた。
……日本の祭りも、当分見納めね。
歩きながら屋台や行きかう人々をぼんやり眺める。
以下略
54
:
投下
[saga]
2012/09/05(水) 12:45:39.69 ID:1wGZy+Wy0
「千早さん、これどうぞ」
千早「ごめんなさい。
それと、助けてくれてありがとう」
以下略
55
:
投下
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2012/09/05(水) 12:46:56.14 ID:1wGZy+Wy0
「そんなことありません! きっといままでの千早さんの頑張りが」
千早「……いままで…か」
以下略
56
:
投下
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2012/09/05(水) 12:47:34.03 ID:1wGZy+Wy0
「千早さん……私、一つ千早さんに聞きたいことがあるんです」
暗闇の中、彼女は不安そうに切り出した。
以下略
57
:
投下
[saga]
2012/09/05(水) 12:48:21.40 ID:1wGZy+Wy0
「ま、まさか、……辞めるつもりなんてないですよね……?」
千早「……え?」
以下略
58
:
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2012/09/05(水) 12:49:21.52 ID:1wGZy+Wy0
千早「今日は、本当にごめんなさい。
せっかく聞きに来てくれたのに、酷い歌しか聞かせられなくて」
頭を下げたままもう一回謝った。
以下略
59
:
投下
[saga]
2012/09/05(水) 12:50:15.31 ID:1wGZy+Wy0
「き、今日は設備も悪かったですし……」
千早「機材は関係ないわ。言ったように、今回の環境くらいだったら何回も経験があるし、
最悪、肉声でも不可能ではなかったもの」
以下略
60
:
投下
[saga]
2012/09/05(水) 12:51:30.80 ID:1wGZy+Wy0
「えーと、他に他に……」
千早「ねえ」
以下略
61
:
投下
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2012/09/05(水) 12:52:47.15 ID:1wGZy+Wy0
「……私、ここの出身のアイドルなんです。アイドルといっても、まだまだ無名なんですけどね」
やがて彼女はゆっくり話し出す。
今考えれば、知り合いから聞いたなどと言えば、ごまかせられたはずだったけれど、
以下略
62
:
投下
[saga]
2012/09/05(水) 12:53:58.83 ID:1wGZy+Wy0
千早「マネージャーには今日のコンサートのことは言ってなかったの?」
「言えるわけありませんよ。
もし言っていたら、今日のステージに立っていたのは千早さんでもなければ私でもない、
以下略
63
:
投下
[saga]
2012/09/05(水) 12:55:05.81 ID:1wGZy+Wy0
「私のせいで千早さんにまで迷惑をかけちゃってすみませんでした。
だ、だけど、私が千早さんのファンであることは本当なんです!
だから今日私の代わりに、千早さんに歌ってもらえて光栄でしたし、すごく嬉しかったです。
それでどうしても会いたいって気持ちが抑えきれなくて」
以下略
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