15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/11/29(木) 02:55:18.51 ID:NexFuiRDO
…………………………
執事「さて、現状を確認しましょう」
少女「……ん」
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2012/11/29(木) 15:32:19.94 ID:NexFuiRDO
執事「我々が今いる地域がここです」
執事は新しく用意したテーブルに一枚の地図を広げ、ある地点を指差して言った。
そして、執事はそのまま地図をなぞるように指し示す指を上下左右へと動かして説明を続ける。
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2012/11/29(木) 21:33:58.60 ID:NexFuiRDO
〜 村長宅 〜
村長「よくぞ来てくださいました」
少女「……ん」
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2012/12/01(土) 00:06:52.09 ID:Bkbhd/eDO
〜 領主の館 〜
村人1「そ、それじゃ……失礼します『領主様』!」
少女「……ん」
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2012/12/01(土) 16:28:47.20 ID:Bkbhd/eDO
黒い木製の棺桶。
ダンジョンの奥にありそうな、きらびやかな宝箱。
重厚な白銀色の装甲で覆われた、西洋式の全身鎧。
そして絡み合うツタで作られた、人間大の球体。
それらは執事の抱える荷物の山から投げ捨てられると、地面にぶつかって「ぬおぅ」や「はうわ」などバラエティーに富んだ悲鳴を奏で上げた。
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/02(日) 01:17:07.89 ID:FjbuSJkDO
〜 十分後・館のロビー 〜
少女と執事、そして着替え終わった面々はロビーにて一堂に会していた。
吸血「しかし長旅じゃったなぁ。それで、ここは大陸南部のどの辺りじゃ?」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/02(日) 02:19:08.96 ID:FjbuSJkDO
だが一同の心配をよそに、執事はピンと背筋を伸ばしたまま「問題ない」と告げた。
執事「村人たちからの話を聞くに、ここら一帯は少しばかり特殊な環境にあるようです」
吸血「特殊じゃと?」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/02(日) 06:09:57.00 ID:FjbuSJkDO
〜 中庭 〜
アルラ「晴れ晴れ〜のほほ〜ん」
館の内壁に四角く切り取られた空の上には、太陽が目にもまぶしく輝いている。
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/02(日) 14:37:06.71 ID:FjbuSJkDO
アルラ「いた〜い!」
吸血「黙って聞いておれば、あることないことピーチクパーチクのたまいおってからに!
だったらその自慢のBパーツでワシを撃退してみんか!」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/03(月) 22:44:31.05 ID:nhdz3OIDO
少女「……中庭?」
アルラ「あっ! 姫さま姫さま〜っ! た〜す〜け〜て〜!」
しかし、スルー。
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/03(月) 22:45:28.60 ID:nhdz3OIDO
少女「……明日から、重労働」
アルラ「はうっ!?」
宝箱「ぷっ……良かったなアルラウネ!」
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