過去ログ - 【オリジナル】魔導機人戦姫 第34話〜【なのかもしれない】
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/03(月) 20:19:36.22 ID:uc/YTnbAo
奏「結……ありがとう」

奏も、そんな結の気遣いが嬉しくて素直に感謝の言葉を漏らす。

この作戦……いや事件が佳境を迎えてからと言うもの、
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/03(月) 20:20:02.29 ID:uc/YTnbAo
奏「そんな事ない……ボクは、君と話をしたいんだ」

奏はその質問に答えながらも身構え、奇襲に備える。

カナデ「……へぇ、話、ねぇ……」
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/03(月) 20:20:36.35 ID:uc/YTnbAo
カナデ「ねぇ、姉さん……コレ、知ってるよね?」

カナデは自分が座っていたガラクタの山をその大剣の切っ先で指し示しながら尋ねる。

ガラクタの山など、任務で踏み込んだ研究所やらテロ組織のアジトやらで何度も見ていた。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/03(月) 20:21:03.32 ID:uc/YTnbAo
カナデ「ねぇ……何で私がBなの?

    たまたま利き腕側にあったのがA?
    試験管立てに並べた順番?
    その日の気分?」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/03(月) 20:21:29.69 ID:uc/YTnbAo
自分に訪れたかもしれない出逢い。

自分に注がれていたかもしれない愛。

自分が抱いたかもしれない夢と希望。
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/03(月) 20:21:55.84 ID:uc/YTnbAo
確かに、奏の言葉は禅問答とも言えるモノだった。

仮にカナデが選ばれたAで、奏が選ばれなかったBだとしても、
結果的にAは奏・ユーリエフとなり、Bはカナデ・フォーゲルクロウとなるのだ。

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/03(月) 20:22:25.34 ID:uc/YTnbAo
カナデ「ブレンネンクリンゲッ!!」

右の大剣が奏に向けて振り下ろされる。

奏「ッ!?」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/03(月) 20:22:56.09 ID:uc/YTnbAo
カナデ「ちょこまかと……!」

カナデは苛ついたように吐き捨てて、左の大剣に込めた魔力を霧に変え、
大剣を大きく振り払う事で周囲に拡散させる。

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/03(月) 20:23:26.62 ID:uc/YTnbAo
奏「対処の遅れた最初の二連撃ならまだしも、
  普通の斬撃ならもう目が慣れた……。

  君の太刀筋は全部大振り過ぎる」

以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/03(月) 20:24:04.09 ID:uc/YTnbAo
カナデ「クリス……クリスティーナ……?
    ああ、そうか、あの子………例の“もう一人の王様”か。

    ……何だっけ?
    大昔の人が伝承に合わせて付けたのが、
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/03(月) 20:24:31.11 ID:uc/YTnbAo
奏「なっ……!?」

クレースト<奏様……>

カナデから提示されたルール……条件に愕然とする奏に、
以下略



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