過去ログ - ほむら「きっと、それがわたしの役割だから」
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64: ◆OMDUScS66.[saga]
2013/01/04(金) 02:18:45.24 ID:BUgBFM1G0
〜〜〜

ほむら「さあ、着いたわよ」

大橋の下へ来た所で、ほむらは掴んでいた織莉子の手を離した。
以下略



65: ◆OMDUScS66.[saga]
2013/01/04(金) 02:19:28.38 ID:BUgBFM1G0
ほむら「戦闘経験は?一度くらいはあるでしょう?」

織莉子「え、あ、えーっと……それは、そのぉ……」

言葉を濁しながら、織莉子はほむらから視線を逸らし明後日の方向へ向ける。
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66: ◆OMDUScS66.[saga]
2013/01/04(金) 02:20:12.47 ID:BUgBFM1G0
ほむら「つまり、戦闘に関してはド素人、ということで構わないわね」

織莉子「ええ、そうなるわね」

開き直ったのか、織莉子は胸を張ってそう答える。
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67: ◆OMDUScS66.[saga]
2013/01/04(金) 02:20:59.84 ID:BUgBFM1G0
織莉子「………あ、あの……?」

ほむら「ただで帰れると思っているの?」

織莉子「だ、だって、話はもう終わったんじゃあ……?」
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68: ◆OMDUScS66.[saga]
2013/01/04(金) 02:21:37.83 ID:BUgBFM1G0
ほむら「だってそうでしょう?導かれるということはつまり、魔法少女としての役割を終えるということよ?」

織莉子「それは、その……確かに、そうとも言えない事もない、ような……?」

ほむら「それに対して、魔獣にやられて死ぬのはどういうことかわかる?」
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69: ◆OMDUScS66.[saga]
2013/01/04(金) 02:22:21.95 ID:BUgBFM1G0
織莉子「だ、だって、未来予知で……」

ほむら「言い訳は聞きたくないわ。さあ、今から特訓よ」

織莉子「え、え?」
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70: ◆OMDUScS66.[saga]
2013/01/04(金) 02:23:16.84 ID:BUgBFM1G0
ほむら「………」

織莉子「……あ、あれ?私、生きてる?」

自身の体に何も異常が起きない事に疑問を覚えたのか、竦ませた頭を戻してキョロキョロと周囲に視線を巡らせる。
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71: ◆OMDUScS66.[saga]
2013/01/04(金) 02:24:06.48 ID:BUgBFM1G0
ほむら「織莉子」

織莉子「何かしら!?」

テンションが上がっているのだろう、織莉子はうきうきとした様子でほむらに返事をする。
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72: ◆OMDUScS66.[saga]
2013/01/04(金) 02:25:45.88 ID:BUgBFM1G0
ほむら「あなたを死なせるわけにはいかないわ。強くなってもらう」

織莉子「そ、その……私なんかが、本当に強くなれるんでしょうか……」

ほむら「あなたの気概次第ね、それは。ただ、死なせるつもりはないわ」
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73: ◆OMDUScS66.[saga]
2013/01/04(金) 02:26:42.24 ID:BUgBFM1G0
〜〜〜

翌日、朝方に一度解散した二人は、お昼過ぎに再度橋の下に集まっていた。

ほむら「特訓を再開する前に、一度確認しておきたい事がある」
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74: ◆OMDUScS66.[saga]
2013/01/04(金) 02:27:33.68 ID:BUgBFM1G0
織莉子「………―――恐らく、今日、日が落ちた頃。ちょうど、この辺りね。魔獣が現れるわ」

ほむら「そこに、魔法少女の姿はある?」

織莉子「……リボンとマスケット銃を操る黄色い魔法少女。変幻自在の槍と、幻影の魔法を行使する赤い魔法少女。
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