過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
1- 20
61: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:07:38.37 ID:REMLGFyO0

ほむらは劣勢だった。だが大きな怪我はない。まさに紙一重で
躱していた。衣装や肌に切り傷はできるものの、肉や骨に届くほどでは
ない。
ほむらは矢をつがえる余裕すらない。怪人の斬撃、杏子の突撃が
以下略



62: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:09:37.68 ID:REMLGFyO0

その正確無比な射撃は、怪人の右腕を狙撃する。腰だめに構えた
銃を掴むと走り出す。撃たれた怪人は右腕を抑えほむらから離れる。
暗夜に銃は当たらないたとえだが、それをほむらに当てることなく
命中させるマミの腕が凄まじすぎた。
以下略



63: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:12:07.27 ID:REMLGFyO0

完全に拘束させる必要はない。多少足止めをしたり、体勢を崩すくらい
で充分と割り切った使い方だ。弓や銃を撃つ距離を取れればいい。
どうせ二人とも武器は刃物だ。すぐに拘束を切断してしまう。

以下略



64: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:14:09.81 ID:REMLGFyO0

”マミ、彼女の自宅は知られている”

”私と同じことを考えているのね”

以下略



65: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:15:59.24 ID:REMLGFyO0

腕を取られ引きずられるように連れてこられたマミの部屋。
さすがに一度着替えを取りに部屋に戻ったほむらだが、マミはわざわざ
ついてきた。逃げるところを心配しているらしい。

以下略



66: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:17:33.89 ID:REMLGFyO0

作り置きの夕食を温め直し、テーブルに並べる。
二人分。ほむらは一瞬遠慮しそうになったが、マミの顔を立てて
食べることにした。

以下略



67: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:18:39.76 ID:REMLGFyO0

食事が終わり、食器を片づけるマミを手伝うほむら。無邪気に笑う
かつての先輩。見捨て、見殺しにして、ある時は自らの手で殺めた。
にもかかわらず、マミはほむらを見て微笑を浮かべる。
マミやさやか、杏子は覚えていない、にもかかわらず締め付けられる。
以下略



68: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:19:41.99 ID:REMLGFyO0

襲撃を警戒し、交互にお風呂に入る。無理に入ることもないかも
しれない。だが体を温めて休めることは大事なことだ。特にほむらは
心身、そして魂も衰弱している。ゆっくり休むことは大事だと、マミは
判断した。
以下略



69: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:20:54.03 ID:REMLGFyO0

「い、いやよ! そんなの」

「んー、でも、その方が安全だと思うのだけれど」

以下略



70: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:23:50.05 ID:REMLGFyO0

マミに抱きしめられて眠ったためか、ほむらの翌日の目覚めは
悪くなかった。
幸いにして、襲撃はなかった。精神的な疲労や肉体的なダメージは
だいぶ回復したようだ。
以下略



71: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:25:05.15 ID:REMLGFyO0

登校したほむらを、仁美と上条が心配し声をかける。ほむらも
巻き込まれた二人を気にしていたが、向こうから声を掛けられたため
お互いを慮る形になった。

以下略



543Res/503.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice