過去ログ - 袋持ち「それでは行くとしますか」読書家「はいはい」
1- 20
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/03(日) 15:03:47.23 ID:Uszuorj00
袋持ち「まず、私たちの置かれているこの状況についてだが」
読書家「はいはい、必修文学本『沈まぬ朝焼け』に酷似してるっていう話ですよね。
    それは私にもわかりますよ。あの本で言うところの、我々は福沢亮に当たるんでしょうかね」

袋持ち「そうなるだろうね。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/03(日) 15:13:38.13 ID:Uszuorj00
読書家「まったく、これが必然ならあんたの信じている神っていうのを殴ってやりたくなりますよ。
    ここまで生きてこれたのが不思議なくらいですからね」
袋持ち「だから、ここまで生きてこれた事も神の思し召しなんだって。
    まあ、今はそんなこと言っても仕方ないからな。
    で、この都が思った以上に本に出てきている国家体制に似ている事から察するにだ」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/03(日) 15:21:45.21 ID:Uszuorj00
袋持ち「だからそれをどうにかするために、これから真夜中の地下水路に忍び込もうとしてるんじゃないか。
    まぁ、ここに私がいなかったらあんたはとっくに骸になっていただろうな」
読書家「そうですかそうですか、ところでその袋は置いてか無いんですか?
    侵入するにはちょっと大きすぎますよ」

以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/03(日) 15:30:49.40 ID:Uszuorj00
袋持ち「そうであってほしいけどな。
    ところで、『沈まぬ朝焼け』の終わりは知っているよな」
読書家「もちろん。
    生き残った魔物たちは人類のために働いていった。
    めでたしめでたし」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/03(日) 15:39:34.14 ID:Uszuorj00
袋持ち「あんたは本当に見たものしか信じないんだね。
    まぁ、それを探しに行くのが冒険の醍醐味ではあるが」
読書家「仕方ないでしょう。
    本読んでると良く出てくるでしょう。嘘か真かとか。幻をあたかもあるように語るところとか。
    そういうところに目移りしてくると、疑い癖も付くものです」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/03(日) 15:46:23.91 ID:Uszuorj00
読書家「これは失礼。
    それじゃ、私の後についてきてください」
袋持ち「はいはい、わかったからさっさと誘導しろってんだ。
    これで、袋の中にまた面白いものが増えるな〜」

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/03(日) 15:59:34.06 ID:Uszuorj00
    ―3日前―
 〜都・書物保管庫・受付〜

書記「そんな本は置けませんよ」
読書家「それは困ったな」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/03(日) 16:08:14.24 ID:Uszuorj00
読書家「書記だって魔物だろう?
    そういう本があったっていいって思うだろう?」

書記「たしかに私は魔物ですが、そのような物語があったらいいなという考えに至ったことはありません。
   そんな物語がここにあったら、私はすぐに掃き溜めに送られることでしょうね」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/03(日) 16:23:02.74 ID:Uszuorj00
読書家「ああ、これだ」

書記「それでは表に書きこみまして、戻す棚の場所はわかりますよね?
   もう1年はここを利用しているんですから、覚えているでしょう」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/03(日) 16:36:49.22 ID:Uszuorj00
書記「思ったよりもお早い御戻りで。
   それで何を借りますか?」

読書家「ああ、書記。今回はなにも借りない事にしようと思ってな。
    今さっきの棚を見ても、これだ!っていう感じの本は無かった」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/03(日) 16:48:03.42 ID:Uszuorj00
書記「昔読んだ時の絵本の印象が、今の君と同じというわけは無いだろう。
   昔はこうだった考えが、今となっては変わっている。それは成長をしているという素晴らしい結果。
   その成長の結果を見るのに、こうした昔読んだことのあるお話を再度読むことは、とても役に立つことなんですよ」

書記「それだけじゃありません。いつもとは違う本を読むことで脳の中に新鮮な刺激が提供される。
以下略



100Res/103.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice