過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 18:55:48.26 ID:Y3hy9anU0
・初SSです
・学園都市のレベル5、トップ3が主役です
その中でもメインは垣根と美琴
・時系列? なにそれ美味しいの?
完全なパラレルワールドだと考えてください
・上条さんはびっくりするくらい空気
登場するけど本筋には一切絡まない
・キャラ崩壊・キャラブレあり
・脳内補完・スルースキルのない方はバック推奨
・独自解釈・捏造設定あり
・ストーリーが無理やり
初めてなので文章の拙さ、設定の矛盾などあると思いますが読んでいただけると嬉しいです。
美琴「―――前スレだから。この子たちは、前スレだから。ただそれだけよ」
前々スレ
美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
ex14.vip2ch.com
前スレ
美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」2
ex14.vip2ch.com
SSWiki :
ss.vip2ch.com
2
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 18:58:08.12 ID:Y3hy9anU0
とりあえずスレ立てだけ
投下は夜か明日にでも
垣根「これまでのあらすじに常識は通用しねえ」
以下略
3
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 19:05:37.17 ID:Y3hy9anU0
前スレ返信
>>966
10031号については……何とも鋭いタイミングで
以下略
4
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/04/02(火) 19:53:03.67 ID:zGssZRkGo
新スレキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
5
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/04/02(火) 20:11:25.26 ID:HcdQGey70
新スレ乙ー!!!
期待して待ってます。
6
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 21:25:09.44 ID:Y3hy9anU0
すいません、もしかしたら投下は少し遅くなるかもしれません
それにしても前スレからの誘導ができなかったから見つけられない人とかいるのかも……
大丈夫かな?
7
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/04/02(火) 21:48:08.58 ID:8ygdyQMy0
新スレきてたーーーーー!!
>>1
乙!
8
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:09:29.06 ID:Y3hy9anU0
何とかなったのでとりあえず投下ー
これで見つけてもらえるといいな
9
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:10:32.19 ID:Y3hy9anU0
姉の想いは死すらも超えて。
10
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/04/02(火) 22:11:28.77 ID:ClrGAYsL0
投下キター!
11
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:13:43.36 ID:Y3hy9anU0
一方通行と決着を着ける前に、どうしても行きたいところがあった。やりたいことがあった。
だから美琴は急ぐ。四時間もかかるような用事ではないので十分に間に合う計算だが、時間にゆとりは持っておきたかった。
行き先は花屋。学園都市ではそう多いわけではないが、無論ないわけでもない。
脳内で場所を検索する。そういえばこの病院からそう離れていないところに一軒あったのを思い出す。
いつもは花屋になど行くことがなかったから、全く意識したことはなかった。
以下略
12
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:17:54.85 ID:Y3hy9anU0
そんなたくさんの花の中からいくつか候補を絞るが、決め手に欠ける。
なので美琴は素直に店員の力を借りることにした。
すみません、と声をかけると人の良さそうな笑顔を浮かべた女性店員がやって来た。
大学生くらいの年だろう。やはりこのような華やかな店では特に笑顔は重要らしい。
綺麗な人だな、と素直に思った。
以下略
13
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:21:24.01 ID:Y3hy9anU0
「献花ですか。基本的にあまり制限はないです。
棘のある薔薇や匂いの強い百合、色の強いものなどは避けられますが。
その方が亡くなられて時間が経っているのであれば段階的に色花も用いますね」
九九八二号が死んだのは八月一五日。
以下略
14
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:26:06.40 ID:Y3hy9anU0
へぇ、と美琴は内心少し驚いた。
おそらくアルバイトだろうに、ずいぶんと詳しい。
学園都市には墓地は第一〇学区にしかなく、住人もほとんどが学生なのでこういう質問に慣れているとも思えない。
ここは素直にこの物知りな店員に従っておこう、と美琴は思った。
あまり時間もないことだし、こういうことはプロに任せるのが一番だ。
以下略
15
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:28:01.12 ID:Y3hy9anU0
だが、何も知らずにいれば自分は幸せだったのか? と美琴は思う。
たしかにただの一学生であれば美琴はこんな目に合わずに済んだだろう。
もっと平穏な世界で生きられたはずだ。
だがもしそうだったならロシアでは街一つが大変なことになっていたかもしれない。
以下略
16
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:31:25.27 ID:Y3hy9anU0
だから、美琴はこれまでの生き方を否定しない。
一万人の妹を救えなかったことも、一万人の妹を救えたことも。
もし『幸運』だったのなら自分の罪に気付くことさえ出来なかったのだから。
花束を二束持って歩く美琴は端的に言って浮いていた。
以下略
17
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:37:08.96 ID:Y3hy9anU0
結果から言って、美琴の予感は半分外れた。
電車を待っている時も、乗っている今も注目はされたが意外と気にしていない人の方が多かったのだ。
美琴にとっては非常にありがたいことだった。
あまりに見られていると一挙手一投足にまで気を使ってしまう。
もともとがお嬢様というより庶民に近い美琴なので、どうしても疲れるのである。
以下略
18
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:41:05.34 ID:Y3hy9anU0
それだけではない。御坂美琴は学園都市の『闇』を知りながら『表』の人間でもある。
この街の悪い面だけではなく良い面も知っている。
たくさんの出会いがあった。たくさんの物語があった。
美琴が学園都市にいなければどうなっていただろう。
勝手にクローンなんてふざけたものが作られることも、あの『実験』もなかっただろうと思う。
以下略
19
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:44:33.86 ID:Y3hy9anU0
誰にも望まれず、誰にも愛されず、生まれ、生き、そして死んでいった一万人の妹達。
そのほぼ全員を美琴は知らないし、どこで死んだのかも分からない。
ならばせめて知っている者にだけでも墓前で教えてあげたい。
妹達が何人いようと、ボタン一つで量産できる存在だろうと、その死を悲しむ人間がいるのだということを。
以下略
20
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:46:38.77 ID:Y3hy9anU0
ローファーがアスファルトをカツン、カツン、と叩く音が両側をビルに挟まれた道に反響する。
吹きつける冷たい風はビル風となって轟々と唸りを上げる。
その強い風は美琴の髪をサラサラと揺らし、更にスカートを揺らした。
辺りに捨てられている紙屑が風に乗って流され、地面を引っ掻きながら飛んでいく。
以下略
21
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:48:13.19 ID:Y3hy9anU0
「一〇〇三一号」
美琴がぽつりと呟いた。
その声は路地裏に反響することなく、強く吹きつける風の音によって掻き消される。
一度曲がったせいか吹く風は弱くなってはいたが、その音はここまで届いていた。
以下略
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