過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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619: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/01(月) 23:37:51.71 ID:eukE64Mw0
しかし今回の治療促進のようなものは平和的かつ有用な使い方だ。
その使用を躊躇う理由は特になかった。

「じゃ、じゃあ……やるわよ?」

以下略



620: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/01(月) 23:39:40.52 ID:eukE64Mw0
「おぅん」

すぐにまたも垣根がおかしな声をあげた。
先ほどと比べれば幾分マシとはいえ、何とも耳に優しくない声だ。

以下略



621: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/01(月) 23:42:19.32 ID:eukE64Mw0
「だから格下言うな! 格下格下言うけどね、少なくとも私は今のアンタよりはよほど使えるわよ!」

実際、美琴と垣根、一方通行ではあまりにも状態が違いすぎる。
普段ならいざしらず、今の垣根と美琴が戦えば美琴が勝つ可能性が高い。

以下略



622:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 23:42:51.23 ID:ebvmKWw+0
いったい何の声だよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww いや、マジでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

上条・ゴーグル・フレンダ「垣根さんッ! どうしたんですかッ!?」


623: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/01(月) 23:50:44.96 ID:eukE64Mw0
通常時でもバッテリー稼働時間はおよそ四八時間。
能力使用モードでの垣根との戦闘。
そして現在治療のために再度能力を使っている。
もし垣根との戦いの前にも何らかの理由で能力を使っていれば、尚更残りは少ないだろう。

以下略



624: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/01(月) 23:52:20.31 ID:eukE64Mw0
「本当に便利な能力だなお前のは。人を助けられる力だ」

垣根が薄い笑みを浮かべて言うと、美琴も同じく笑って返した。
何でもないことのように、不変の真理を口にするように。

以下略



625: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/01(月) 23:53:09.96 ID:eukE64Mw0
能力が人を傷つける、なんて考え方が既に負け犬。
力を存分に振るいたければ振るえばいい。ただ振るう方向だけは間違えるな。
危険な能力を持っていれば危険に思われる。
大切な能力を持っていれば大切に思われる。
そんなことを本気で思っているならそれはただの馬鹿。
以下略



626: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/01(月) 23:54:03.86 ID:eukE64Mw0





以下略



627: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/01(月) 23:55:24.15 ID:eukE64Mw0
壁に背中を預けた垣根がそう言うと、

「でも、統括理事会に殴りこみなんてして大丈夫なの?」

美琴の言う大丈夫、とは何も戦力的な意味合いで言っているのではない。
以下略



628: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/01(月) 23:57:43.03 ID:eukE64Mw0
「とにかく、そォいうことだ。説明は今度してやるから、オマエらは下がれ。
よりにもよってオマエらが来ると面倒なことになるっては分かンだろォが」

尚も相手は何か言っていたようだが、一方通行はもはや相手にせず通話を切断してしまった。
不機嫌そうに携帯をポケットにしまう。
以下略



629: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/01(月) 23:58:47.21 ID:eukE64Mw0
「……だから言ったろォが。こォなンのが分かンなかったのかよ第二位」

「……ああ、そうか。残骸の一件、か」

納得したように頷く垣根を尻目に、美琴は一方通行に食って掛かった。
以下略



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